スローガンの変遷-最初は、主将のひと言がスローガンとなり、チームを初の優勝に導いた
オービックシーガルズでは、1995年から毎年、チームスローガンを決めています。ミーティングルームに張り出したり、練習の合間の掛け声にしたり、プレイブックの表紙に書き込んだり、Tシャツにしたりと、いろいろな工夫で浸透を図ります。そして、試合会場では、入場時に全員がスローガンのパネルにタッチをして試合に臨んでいます。
スローガンは、そのシーズンの自分たちの在り様を皆で語り合い、決意したものを言葉にまとめたもの。最初はヘッドコーチや幹部で決めていましたが、最近は全員で関わって決めるようになりました。また、最近では、チームスローガン以外に、オフェンスやディフェンスのスローガン、ポジションのスローガンもつくっています。
| 1995年 | FINISH IT ! | ![]() |
スローガンの始まりは、デイビッドスタントヘッドコーチ (当時) の想いから。自分たちの目指すものや、絶対こだわりたいことを言葉にして、 チームへの浸透を図った。1995年は、EXECUTION(きちんとやる)、EFORT(努力する)、DESIRE(心から欲する)、ATTITUDE(態度で見せる)-という階段を一つひとつ上り、どんなプレーも1プレー最後までやる=FINISH IT!というスローガンになった。 |
| 1996年 | FIST | ![]() |
前年はシーズン途中からスローガン化したが、 この年からは、年度の初めにスローガンを決めて発表することとなった。 前年、社会人決勝で敗れてFINISH IT がかなわなかった ことをスタートラインに、First(まず始めに)・Independent(自分ひとりでも)・ Strongest(最も強い)・Team(選手たちが集まったチーム)という言葉の頭文字を集めて、FIST=こぶし という意味をスローガン に込めた。ところが、初戦で鹿島ディアーズに惜敗。 それまでなら、そこでリーグ優勝の道が閉ざされるところであったが、 Xリーグとなり、各Div.2位までが決勝トーナメントに出場することが 可能に。絶対、復活して盛り返して優勝だ!と、遠藤キャプテンが“GREAT COME BACK!”という言葉を唱えだし、チームは背水の陣の中、その後の試合を全部制してXリーグ 初代チャンピオンとなった。 |
| 1997年 | DARE | ![]() |
Dedicate=専念する・ささげる、Altogether=全員で・全体で、Relentless=情け容赦なく、Execution=やりきる・執行する、 という4つの言葉を合わせて「全員で、情け容赦ないほどに、徹底的に、1つのプレイをやりきることに専念する」という 意味に。また、この4つの言葉の頭文字をあわせた“DARE”という言葉も、“敢行する。勇気を持って行う”という意味があり、 全体を強調したスローガンとなった。 |
| 1998年 | QUEST | ![]() |
前年、決勝トーナメント出場を逃したチームは、冬の練習開始時に、 “もう1回、何のためにフットボールをやるのか考えよう”というQUEST 研修を実施。私生活、人生の目標、仕事、アメリカンフットボールを自分として どう追求していくか…。追究=QUEST という言葉がスローガン となった。この年、どこのチームにもひけをとらない質と量の練習で鍛え抜かれた 精鋭は、圧勝で二度目の日本一に輝いた。 |
| 1999年 | GULLS QUEST | ![]() |
1999年、チームはクラブチーム化。個人だけでなく、チームとしても 「何のためにフットボールをやっていくのか」ということを改めて自問する 年となった。自分たち=GULLS をさらに追究しようという意味で、 GULLS QUEST がスローガンとなった。 |
| 2000年 2001年 |
FIRM | ![]() |
クラブチームになって、より強く、より愛されるチーム をみんなで創りあげていこう、それぞれのつながり=絆(きずな) を大切にしていこうという思いを込めて、FIRMという言葉を選んだ。 スローガンどおり、ジュニアチームの育成を開始したり、姉妹チームを制定させて いただいて、コラボレーションに取り組んだりと、確固とした絆づくりに取り組み 始めた年となった。 |
| 2002年 | BURST | ![]() |
クラブチームとして、完全独立採算制に移行したこの年。 大橋ヘッドコーチを中心とした新生チームがスタートする。 前年のFinal6準決勝では、終了間際に痛恨のミスで 敗退。試合前半から最後まで爆発するようなチームでありたい。想いを語ること以上に爆発した状態にいつでもスイッチが 入ることを念頭に、BURSTというスローガンが創られた。 相手より先にこちらから圧倒的に爆発し、仕掛け続ける ディフェンスと、大型QB高橋大介の活躍により、 この年は、Final6を制し、社会人王者となった。 |
| 2003年 | BEAT | ![]() |
社会人王者となるも、日本選手権で立命館大学に 後半逆転され、大敗を喫した2002年。弱い自分を打ち負かし てこそ真の自分になれる…。Belief=自分を、仲間を、チームを「信じる」。 Execution=自分のやるべきこと、やりたいことを「実行する」。 Aggresiveness=相手や状況に合わせず「攻撃的である」。 Thoroughness=中途半端に終わらず「やりきる」。 これらの頭文字をとってBEATというスローガンに。 この年は、試合の日は、選手とファンが交流する「場」として 「BEAT会」も実施された。 |
| 2004年 | THE RISE | ![]() |
2回目のライスボウル制覇から早6年。本当に日本一を 狙えるチームなのか? 個々人の思いの強さは日本一なのか? 今のままでは何かが足りない…。明確な目標として、日本一を 掲げようではないか。そのためには、一人ひとりが新しい自分 へと成長していく姿をイメージできる言葉、日本の頂点を 目指していることが明確に分かる言葉が必要である。 RISE=昇る。ロゴマークの弧線を太陽に見立てて、 THE RISE というスローガンに。RISEのSを Cに変えれば、RICE(ライス)、という意味も含ませた。 |
| 2005年 | PRIDE | ![]() |
オービックシーガルズの練習に“プライドドリル” という名前のメニューがある。オフェンス対ディフェンスで 3回のランニングプレーで10ヤード出すか、止めきるかという 勝負をする練習。時間は短いが、本当に白熱する練習である。 また、もう一つのプライドドリルは、練習後のランニングで ポジションごとの目標タイムをクリアした選手が勝ち残り続ける という、戦い。陸上競技でも何でもファイナリストになるためには 最後まで走り続ける、勝ち残ることが必要なんだ!ということを 身をもってたたき込む、文字通りプライドドリルである。 2005年、PRIDEをスローガンに掲げたオービックシーガルズは、 春から正月のライスボウルまで13試合全てに勝ち、日本選手権覇者として勝ち残った。 |
| 2006年 | MAX | ![]() |
Move=自ら行動し、Aim=意志を持って、eXceed=限界を超えていこう…。日本一になっても、もっともっと突き抜けたい。 相手に合わせるのではなく、自らが限界を打ち破る- そんなチームを創っていきたい、という目標も込めて、 スローガンは、MAXに。 2006年は、Final6準決勝で、 オンワードスカイラークスに惜敗したものの、2006年に 打ち出したMAX=限界を打ち破るチームづくりの路線は変わらない。 |
| 2007年 | THE ONE | ![]() |
Overdo=やりすぎるくらいやる、Never quit=諦めない・やめない、Exeed=超越する。非常に強い一人ひとりの個人を創り上げることによって、 強い一つのチームを創り、唯一無二のチームになる!という決意を表した。PRIDE-MAX-THE ONE と続く新生オービックシーガルズのスローガン。リーグ戦で思わぬ一敗を喫したが、それを奮起の材料として、「THE ONE旗」のもと、チーム、チアリーダー、ファンが一体となって、リーグ最終戦、Final6準々決勝、準決勝と奇跡的な粘りを見せたシーズンとなった。特に準決勝、長居球技場での松下電工戦。敗れたものの、まさしく“THE ONE”の結束力が、第4Qでの同点劇を生んだ。 |
| 2008年 | SPIRIT |
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Soul=魂、 Professional=プロ意識、Intensity=激、Rumble=闘争、Independence=自立、Team=集団。「闘志をもって自分自身を鍛える。闘志のこもったプレー・行動の積み重ねでチームを創る。闘志をもった集団となってフットボール界を変える」を掲げて春先からトレーニング方法も変えて必勝で挑んだ2008年。1万人プロジェクトで多くのお客様に来場していただいた初戦で難敵IBM BigBlueを倒して幸先のいいスタートを切ったが、リーグ戦最終戦で鹿島ディアーズに惜敗。ファイナル6は、1回戦では初顔合わせとなるパナソニック電工に雪辱を果たすべく挑んだ。全員のSPIRITがそれこそ1つとなり前半をリードして折り返すが後半に逆転を喫し、最後まで追い上げたが2年連続でパナソニックの壁を破れず敗退。 |
| 2009年 | LOCK ON |
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「それぞれが狙い(=意志)をもってプレーし、チームに関わる。そして皆の意志を集約して狙ったものを獲得する」という、どういうチームであるか(Be)というよりも、何をするチームなのか(Do)にこだわったスローガンを掲げたシーズン。様々な場面で、何を狙って行動するのかを確認しあい、戦ったシーズンであった。リーグ戦の仕組みが2つのステージを戦う体制になり、2ndステージにピークを持っていくチームづくりに挑んだが、1stステージでアサヒビールに敗退。その後、チームを立て直しIBMに大勝したものの、鬼門の関西遠征でパナソニック電工に逆転負けを喫した。 |
| 2010年 | OUR TIME |
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「今こそ自分たちの力を出し切る瞬間であり、自分たちが支配する時である」-“我々”で立ち向かう結束力、“今”を大事にする瞬発力、“自分たち次第”で何でも支配できるという意志力を表したスローガンが「OUR TIME」。皆で最高の瞬間を創り出すことを誓って挑んだシーズン。特筆すべきは、ずっとインナーキャンペーンとして考えてきたチームスローガンを、応援してくださる皆さんと共有しやすいよう意識したこと。フィールド上の選手・スタッフだけでなく、ファンの方々とも一丸となって戦いたいという強い思いを込めた。結果、ファンの皆さんの声援、クラウドノイズを味方につけ、数々の逆転劇を演じ、5年ぶり4度目の日本一を勝ち獲った。日本選手権は文字通り、観客席・フィールドが一体となった「OUR TIME」であった。 |
| 2011年 | WILL |
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限界を感じても、たどり着く先が見えなくても、そんなときこそ、力を振り絞るという強い意志・決意を込める。 オービックシーガルズは一丸となり、志をもって未来を切り拓く! |


























