チームブログ“WE ARE”

メイン

2017年02月28日

2017シーズンインのご挨拶(並河代表)

 

team20170228.JPG

▲2017初ハドル 

 

     

先週末の2/25(土)、2017年のシーズンがスタートしました。

 

この日は、Jリーグとスーパーラグビーが開幕し、プロ野球のオープン戦も始まりました。まさに球春到来です。

 

私たちの今年の初戦、4/23(日)まではもう少し待っていただくことになりますが、初日の選手、スタッフの顔を見ていると、昨年以上のシーズンになりそうな予感がしています。チーム代表としては、予感を実感にすべく、最大限の努力をしなければなりませんが。

 

大橋新GM率いるGMユニットを始めたことも、その一環です。アメリカからトップレベルのNCAA選手がXリーグにやってくる時代、オービックシーガルズのチーム強化も、より戦略的かつ組織的にレベルアップさせていく必要があり、ヘッドコーチとしてチームを5度の日本一に導いた大橋GMに、より大きなフィールドを引き受けていただいたと思っています。

 

私自身も、あらためてチーム代表としてオービックシーガルズファミリーをより大きくし、絆を太くしていく役割を担わせていただきます。その先には当然、Xリーグという器の改革、日本のフットボールの進化を見据えて、「日本にアメフトがあってよかった」と一人でも多くの人に思ってもらえるよう頑張る所存です。

 

Jリーグ開幕、スーパーラグビー開幕、そしてアメフト開幕という見出しが紙面に並ぶ日を目指して。


 

namikawa_blog.jpg
チーム代表
並河 研

2016年12月13日

WE ARE OBIC SEAGULLS 2016(並河GM)

 

team201612134.JPG

 

     

昨日は3年ぶりの日本社会人選手権に本当に本当に大勢駆けつけてくださいまして、誠にありがとうございました。同時に、不甲斐なく完敗してしまい、誠に申し訳ありませんでした。

 

 

昨年、同じ相手にリーグ戦で41-7、準決勝は27-6で敗れ、3度目こそはと、決勝で富士通と対戦することを目指して今年のチームづくりはスタートしました。

 

新ヘッドコーチ古庄が選手に呼びかけた「HARD WORK」は、もう一度覚醒しようという自分たちへの叱咤の言葉でした。3月には、新オフェンス・コーディネーター ダニエル・リンズとジェリー・ニューハイゼルを加え、菅原 俊、畑 卓志郎と3人で新しいQBユニットがスタートし、新しいオフェンスづくりもスタートしました。

 

夏が過ぎ、開幕を迎えると、Xリーグのレベル向上は昨年よりさらにヒートアップ。多くのチームがNCAA卒業の選手をリクルーティングし、2016年のリーグ戦は未曾有の白熱状態となりました。

 

その中、開幕戦のノジマ相模原を1点差、強敵LIXILを2タッチダウン差、IBMをタイブレークで1点差、エレコム神戸を1タッチダウン差、準決勝のパナソニックをタイブレークで3点差としのぎ続けて、決勝進出を果たしました。

 

決勝は、選手たちもコーチも本当に楽しみに準備をして、アドレナリンを放出し続けながら闘いましたが、完敗。改めて、富士通というチームの凄さと私たちの至らなさ、甘さを痛感しました。ここ2年、負け続けるたびに、GMとしての自分の認識を問い直し、チャレンジを続けてきましたが、まだまだ甘い、ということです。

 

 

既に記憶にない方もいらっしゃると思いますが、里見恒平という立命館大出身の選手が活躍してくれていた2006年ごろ、プレーオフでパナソニックに負けるたびに、グラウンドに崩れ落ち泣いている彼の背中に手を置くのが精いっぱいでした。

 

いろいろなものと戦いながらフィールドに立ち続ける選手たちのアメフトへの想いに報いるために、GMとして何を為すべきか。昨夜の3塁側スタンドの皆さんの声、姿、フィールドで戦い続けた選手の姿を脳裏に焼きつけて、来シーズンへと向かいます。

 

最後になりますが、今シーズン参戦していただき、本当にありがとうございました。

 

namikawa_blog.jpg
ゼネラルマネジャー
並河 研

2016年11月25日

アウェーゲーム?@大阪(大橋SA)

 

team20161107.JPG
▲10/30(日)エレコム神戸戦@エキスポフラッシュフィールド

 

 

週末は今シーズン2度目の大阪遠征。シーズン佳境のプレーオフ準決勝をアウェーで戦います。

 

とは言ったものの、先日10/30(日)の対エレコム神戸ファイニーズ戦では、全くアウェー感はなかったですね。スタンドはすごい盛り上がりで、ホームに勝るとも劣らない雰囲気を感じさせていただきました。

 

それもそのはずで、オービックシーガルズの選手のうち、半分弱が関西の大学でのプレー経験者。彼らにとっては、帰ってきて試合をしているという感覚なのでしょう。関西の方々に、大学時代よりも進化した姿をライブで見ていただけたことで、選手たちも一段とテンションが上がっているように思えました。

 

以前、ホームゲームアドバンテージについて書かせていただきましたが、ホームのアドバンテージが、観客の皆さんの応援にあるということならば、その熱気やエネルギーにあるというならば、もはやビジターとしてのデメリットはないも同然です。

 

さらにですが、オービックシーガルズには、関西の大学出身選手だけでなく、関西の高校でプレーしていた選手も多くいます。それを加えると、もはや選手の半数以上が関西フットボールに関わりのあった選手たち。こうなると、ホームとまでは言いませんが、アウェーとも思えません。我々の試合、です。

 

ぜひとも、オービックシーガルズの試合をともにつくるべく、長居へ駆けつけてください。参戦の興奮を味わってください。ゆかりの地で躍動するオービックシーガルズをお約束します。

 

そういえば、ヘッドコーチも関西大倉高校→立命館大学、でしたね。

 

ohashi_blog.jpg
シニアアドバイザー
大橋 誠

 

2016年11月07日

プレーオフ(大橋SA)

 

team20161107.JPG
▲タイブレークにもつれ込んだIBM戦での大橋SAと古庄HC

 

 

Xリーグは早くもプレーオフトーナメントに突入。激戦続きのリーグ戦を経て、オービックシーガルズは総合順位2位でのプレーオフ参加ということになりました。

 

リーグ戦で全勝することができたのも、古庄新ヘッドコーチが掲げてきた「ハードワークに裏打ちされた本当の自信を持つ」という取り組みが形になってきたからこそ。晩冬から自身を追い込んできた選手たち、それに向き合ってきたコーチ・スタッフ陣、皆の戦いの積み重ねが結実しつつあります。

 

それにしても、今シーズンのリーグ戦は接戦ばかり。SUPER9に所属するチーム同士の試合は21試合ありましたが、そのうちの実に15試合(71%)が7点差以内で決着。さらには、7試合(33%)が3点差以内という僅差でした。リーグ戦からこれだけの凌ぎ合いをしているのですから、チーム関係者としては、息つく暇もないというのが本当のところですが、応援、参戦してくださっている皆さんには、いつになく面白いリーグ戦だったのではないでしょうか。

 

 

さて、そのような拮抗した実力を持つチーム同士が、今度はトーナメントで相見えます。いったん、リーグ戦での順位は決まりましたが、どのチームが勝ち上がっていってもおかしくありません。

 

たとえばNFLでも、過去6チームがワイルドカードからスーパーボウルを制している事実があります。個人的に印象深いのは、第42回スーパーボウル。ワイルドカードから出場を果たしたニューヨーク・ジャイアンツが、リーグ戦から全勝を守るという快挙を成し遂げていたニューイングランド・ペイトリオッツを逆転勝利で下した、ドラマチックな試合です(ご覧になってない方、おススメします)。

 

この試合は、"世紀の大番狂わせ"と言われ、プレーオフ以降は何が起こるかわかからないということを強く印象づけることとなりました。

 

近年、サラリーキャップやドラフト制度などでチーム力の均衡化を図ってきたNFLだからこそ、このようなことが起こるようになってきたと言われているわけですが、まさに今シーズンのXリーグもそうなってきています。修羅場をくぐったチームばかりが集まったトーナメント。何が起こるかわからない、緊張のプレーオフが始まります。

 

ohashi_blog.jpg
シニアアドバイザー
大橋 誠

 

第42回スーパーボウル(2007シーズン)の映像はこちら

Yahoo!>Sports navi(NFL Japan) NFL.com>Super-Bowl-XLII-highlights

↓ 大橋SAが解説者としてNFL中継に出演中 ↓

日テレG+> NFL on 日テレジータス2016

次回出演 : 11/17(木)18:00~21:30 ダラス・カウボーイズ×ピッツバーグ・スティーラーズ【録画】

NHK-BS1>NFL

次回出演 :11/12(土)1:00~3:50 マンデーナイトゲーム バファロー・ビルズ×シアトル・シーホークス 【録画】

 

2016年11月02日

辛勝で6勝(並河GM)

 

team20161102.JPG
▲最終節@エキスポフラッシュフィールド

 

     

いやぁ……レギュラーシーズン6試合をなんとか凌ぎました。

 

どうなったら決勝トーナメントに出場できるのか? その対戦相手や試合会場はどうやって決まるのか? 今年から始まった新しいリーグ戦方式は難解でしたが、8月からの2カ月間で6試合、なんとか凌いで6勝できました。

 

1点差の辛勝が2試合(ノジマ相模原、IBM)。TD1本差が1試合(エレコム神戸)と、ハラハラ、ドキドキの連続でした。

 

 

しかも、このような試合がリーグ戦のあちこちで起こりました。

 

前半30-3で折り返した試合を、後半LIXILに30-31と逆転され、ラスト2秒で逃げ切ったパナソニック(33-31)。富士通対ノジマも、第4Qのラスト22秒での逆転劇(17-10)。IBMも6試合中5試合がTD1本差以内での勝敗です。

 

まさに、試合終了までどちらが勝つか分からない、激戦のリーグ戦でした。

 

何よりも、ここまで闘いきったXリーグの選手諸君の健闘を称えたいと思います。同時に、神経をすり減らしたコーチ陣の皆さんにはお疲れさまと。

 

 

ここからの決勝トーナメントも、同様の激戦が続くのは必至です。

 

欲を言えば、もっと爆発してほしい! いや、爆発しないといけません。応援してくださる皆さんも同じ思いでしょう。当然、チーム一同、同じ思いです。

 

準々決勝、準決勝、決勝。ここからは全てが決勝! あたらめて、全力!ですね。

 

namikawa_blog.jpg
ゼネラルマネジャー
並河 研

2016年09月15日

ホームゲーム・アドバンテージ(大橋SA)

 

team20160915.jpg
▲昨年のホームゲーム

 

     

日本のフットボールでは、ホームゲーム・ビジターゲームで戦うことがほとんどありませんので、取りざたされることが少ないですが、ホームで戦うチームが有利、という事実は明らかなようです。あるアメリカでの研究でも、フットボール・野球・バスケットボール・ホッケーすべての競技において、ホームゲームでの勝率が高くなることが証明されています。

 

さて、それはどうしてなのでしょうか。戦い慣れた競技場で戦えることが有利に働くというのがまず頭に浮かびます。たとえばですが、アメリカで見学させてもらったどのスタジアムでも、ホームロッカーは豪華で広々しており「やる気が出る」空間でしたし、一方のビジターロッカーはなんとなく薄暗くて狭い「やる気を削ぐ」空間だったりしました。確かにそういった環境面での優位性というものも無視できないと感じます。

 

ところが、先の研究では、試合会場の条件(バスケットボールなどは顕著ですが)や、与えられる試合前の環境が両チームともにあまり差異がなくとも、やはりホームチーム側の勝率が高い、という結果が出ているのです。

 

もうお分かりと思いますが、ホームを優位に導く最も大きな要因と考えられるのは、観客の応援なのではないかということです。それが証拠に、観客の声が届きやすい(響きやすい)、室内型の本拠地を持つチームの方が、そうでないチームより優位性が高いことも判明しています。

 

フットボール以外の競技でも同様である以上、これは、クラウドノイズで相手QBのケイデンス*を聞きにくくしているからといった、物理的なことだけでは説明がつきません。観客の熱や思いがフィールドの選手を突き動かすエネルギーになるとしか考えられないのです。

 

次戦は、オービックシーガルズにとって、今シーズン唯一のホームゲームとなります。もちろん、いつどこで戦っても、ホームゲーム同様の雰囲気を感じさせていただいていますが、今回は特別中の特別です。これ以上ないホームゲーム・アドバンテージを、ぜひ皆さんの参戦でつくりあげていただきたく思っております。

 

*ケイデンス:スナップタイミングを知らせるかけ声

 

ohashi_blog.jpg
シニアアドバイザー
大橋 誠

2016年09月02日

新たな魅力、新たな緊張(並河GM)

 

team20160902.JPG

 

     

8月28日(日)、ノジマ相模原ライズに対して14-13、薄氷の逆転勝利で開幕を飾ることができました。

 

試合の下馬評は、NCAAの名門ミシガン大学でスターターQBを務めたデヴィン・ガードナー選手とWRのジェレミー・ギャロン選手という超強力コンビをオービックディフェンス陣がいかに封じるか?いや持ちこたえることができるか?ということに話題が集中していました。

 

前半は、体格でも勝るガードナー選手がタックルにいったオービックDBをまたいでファーストダウンを獲得する場面があったり、スクランブルからのロングパスがいとも簡単に決まったりと、富士通のQBコービー・キャメロン選手やIBMのケビン・クラフト選手とはまたひと味違うすごさを目の当たりにしました。前半は、オービックはオフェンスをしたのか?というほど、ノジマ相模原オフェンスの印象が強かったように思います。

 

後半になって、オービックのディフェンス陣のガードナー包囲網が機能し、カバーサック(DBがWRをよくカバーしているためにQBが投げられずサックされてしまう)やプレッシャービンゴ(DLのQBへのプレッシャーが効いているためボールがうまくコントロールできず、インターセプトされてしまう)に近い場面が増えだし、加えて今年から加入のQB#15ジェリー・ニューハイゼル選手の冷静なパス攻撃がかみ合って、反撃ムード一色に。

 

同点に追いついた後、再びタッチダウンを許しましたが、ポイントアフターのキックでDL#33仲里選手が値千金のブロックをし、最後は、QBジェリー選手がスクランブルして投げたトスパスをWR#84西村選手が上手く受けて、セカンドエフォートで一気にタッチダウン。キックも決まって逆転という流れでした。

 

まさに、最初から最後まで、1プレーも見逃せない激戦。来場されたお客様にとっても、フットボールのレベルが高く、満足感の高い試合であったように思います。私たちの試合の後の富士通対IBMもまた、見応えあるものでした。

 

今年のXリーグに登録した外国人選手は、ついに30人を突破。UCLA、ミシガン、アイオワ、イリノイ、ハワイ大学などNFLプレーヤーに近い能力の選手も多く、Xリーグのプレーレベルは間違いなく底上げされることでしょう。加えて、今年から始まった新しいリーグ戦方式による「均衡した」試合の創出は、日本のアメリカンフットボールが歩み出した新しい魅力への一歩だと言えます。

 

同時に、チームフィロソフィーの構築から、選手の補強、育成、試合でのプレーの選択、プレーコールまで、全ての総合力が問われるステージへと突入しました。まさに「負けに不思議の負けなし」を強く実感します。選手、コーチだけではなくGMや運営スタッフまで、より戦略的な行動が問われ、一つひとつの効果が問われるという、魅力と同時に新たな緊張を感じています。

 

namikawa_blog.jpg
ゼネラルマネジャー
並河 研

2016年08月20日

U-19から考えたこと(大橋SA)

 

team20160820.jpg
(写真提供:日本アメリカンフットボール協会

 

     

オリンピック終盤で、みなさん寝不足なのではないでしょうか? 競技のジャンルは違えど、頂点を目指す本気の戦いには胸が震えますね。ましてや世界が舞台ですから、興奮もひとしおです。

 

戦いのほとんどが国内に限定されている我々としては、世界に飛び出しての戦いをうらやましく思います。なぜならば、競技レベルを大幅にジャンプアップさせる機会のひとつが、戦う対象、環境を広げていくことだと思うからです。

 

つい先日、中国のハルビンでU-19世界大会を戦ってきました。この大会でヘッドコーチを務めさせていただく幸運に恵まれたわけですが、その際に、日本のフットボーラーは、もっと異なる対象に挑み、異なる環境に身を置く機会をつくっていくべきだと痛感しました。ある程度予想のつく相手と、自分たちにとって心地よい場所で戦っているだけでは、突然変異は起こりません。知らず知らずのうちに、井の中の蛙になってしまうと思うのです。

 

たかだか2週間程度の遠征でしたが、日本の若者たちは非常にたくましくなりました。すべての対戦相手が自分たちよりもはるかに大きいという事実。風呂無し、エアコン無し、コンビニ無しという初めて味わう不便な生活環境。これらと向き合うことで、内在していた力が少しだけ覚醒したように感じました。激変する可能性はまだまだあります。これは、世代に関わらないことでしょう。

 

このスポーツは、先達の方々のご尽力によって今があります。これを矮小なものにしてはならないと思うのです。もっともっとデッカイものを見て、さらに夢のあるスポーツに育てていかなければ。

 

オービックシーガルズが暴れ回るフィールドも、今のままの場所ではないなと考える今日この頃です。が、それは少し先の話。今は目の前に迫った開幕を楽しみにしていただき、今シーズンの暴れっぷりを目に焼き付けてください。

 

ohashi_blog.jpg
シニアアドバイザー
大橋 誠