大橋 誠ヘッドコーチブログ“Season Message”

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2012年05月17日

Game in Deutschland

明日、ゲームのためにオービックシーガルズが渡欧します。
この遠征が実現したことを思うと、大変に感慨深いものがあります。

 

まずは、単独クラブチーム同士の国際試合実現に向けて奔走して下さった、
会長のロバート・フーバー氏を筆頭に、
ドイツ アメリカンフットボール協会の皆様、
ザクセン州アメリカンフットボール協会の皆様へ御礼申し上げます。

 

また、我々との対戦を快く引き受けて下さり、楽しみにしてくれている、
ドレスデンモナークスの皆様にも、心からの御礼をお伝えしたいです。

 

そして、この途方も無い希望を受け止めて、後押しして下さった、
野田オーナーをはじめ、我々をご支援していただいている皆様には、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

 

1999年、

第1回ワールドカップ・イタリア大会に帯同するまで、

フットボールと言えば、アメリカと日本という認識しか無かった私にとっては、
ヨーロッパの各国でフットボールがプレーされていること、
国対国の試合が頻繁に行われていることなどは、
非常にショッキングな出来事でした。


あれから、はや13年が経とうとしています。

 

その間行われた、
全ての日本代表活動、国際試合に帯同する僥倖に恵まれたことで、
日本以外のフットボールに直に触れ、
その変化も目の当たりにすることができました。

 

ヨーロッパのフットボールは、確実に進化し成長を遂げています。

それを心から実感したのが、
昨年の第4回ワールドカップ・オーストリア大会です。

 

単調で行き当たりばったりだった戦略も整っていましたし、
雑な印象の強かったプレー細部も随分精度が上がっていました。
そこに、大きな体格を活かしてくるのですから、
俄然厄介なチームに変貌しています。


聞けば、ドイツやオーストリアの強豪クラブでは、
アメリカ人がコーチをし、数人のアメリカ人がプレーすることが
当たり前になっているとのこと。

そのことで、フットボールへの理解が深まると共に、

本場の感覚を共有するようになってきているのだ、と。 


それを耳にした時、単独クラブチームでの欧州遠征が、頭をよぎりました。
「我々が大きく飛躍するには、絶好のチャレンジだ。
ここで、井の中の蛙から脱却して国外にもライバルを求めるべきだ。」

 

突拍子もない考えではありましたが、やってみたい気持ちは収まりません。


帰国して、並河GMに相談したところ、
「やってみようや、オモロイやないか」
(いつも、ワガママばかりですいません。この場を借りてお詫びします。)

 

そこからスタートした話が、こんなにも早く実現するとは。
成せば成る、ですね。だからこそ、感慨深いのです。

 

 

このゲームは、
オービックシーガルズが進化を遂げるための、第一歩。
我々にとって非常に意味深いゲームです。

 

また、このゲームを契機に、ナショナルチームだけでない、
フットボールの国際化に拍車がかかっていくならば、
日本のフットボールにとって大きな意義を持つゲームになるはずです。

 

そのためにも、目の前の戦いをひとつひとつ征していきます。

我々の魂のこもった戦いを楽しみにしていて下さい。

ーCONQUESTー

 

2012年05月10日

2012 Team Slogan

「社会人チームとして初めての3連覇を目指す」
それを口にして、はや4ヶ月余りが過ぎました。

今シーズンのOBIC SEAGULLSがどんなチームになりつつあるのか、
見ていただく機会がもうすぐです。


昨シーズンとは違う、全く新しいチームをつくりあげていく、
今はまだまだその過程にあります。

ただ、その未完成な中にも、

兆し・可能性を充分に感じられる試合にしたいと思っています。

参戦、よろしくお願いします。


そもそも、このように毎シーズン新しいチームをつくっていく訳ですから、
連続性を語るのはナンセンスなのかも知れません。

その中で、今シーズン連覇を掲げたのは、

未踏への挑戦を強く意識したかったから、です。

 

過去の成功体験に引きずられることなく、

まだ見ることの無い高みを目指して、
今ある常識を壊しながら、新たな姿に変わっていく、

そんなシーズンへの決意です。


さて、そんな中、新幹部の面々とスローガンについて語り合いました。
一番多く出た意見が、変化・進化することを意識したいということでした。
その上で、よりスケール感のある言葉、
激しさを感じられる言葉、
深みを感じられる言葉を探しました。

 


今シーズンのスローガンは、
「CONQUEST」(未踏の地を)制覇する

 


未知への挑戦を成し遂げ、制覇するには、
チーム・個人が日々変化・進化することが不可欠だと思っています。
そのために、まず日々の戦いを征していこうという思いを込めました。


また、CONQUESTを分解すると、
CON=共に・皆で、QUEST=探求する
という意味にもとらえられ、
変化・進化への絶え間ない探求への思いを奮い立たせてくれます。


我々は、未踏の制覇という高みを仰ぎながら、

目の前の障壁をひとつひとつ制覇していきます。


大きく変わっていくために、足掻き続けることは変えずに。

 

2012CONQUEST_400.jpg

 

2012年03月09日

2012 Obic Seagulls Start

いよいよ、2012シーズンの活動が始まりました。

お馴染みの頼もしい顔ぶれに、新しい面々を加えてのミーティング、トレーニング。
ワクワクする幕開けです。


それぞれがそれぞれの決意を胸に、習志野の地に集まってきたのでしょう。
顔つきも、発するエネルギーもひと味違う感じがしました。

この初心、「志」を薄めること無く、むしろ濃厚にしていかなくてはなりません。

そのチャレンジを思うと、楽しくなってきます。


今シーズンは、

昨シーズンから目指してきた、自立して自律できる集団ということに加えて、

相互要求し続けるということを掲げました。


個々が強くなり、

一人一人がチームを牽引できるメンバーになっていくことを追求しつつ、
互いへの要求値をあげ、投げかけあうことで

本当の意味での切磋琢磨を実現したい、そう思っています。


我々は、まだまだ変化し進化していきます。

そのためには、内から沸き上がっていく変化を常態にしていかなければなりません。

だからこその相互要求です。


軋轢・衝突を恐れず、高いところ・凄いこと・面白いことを皆で目指していきます。
皆さんも、感じることがあれば思う存分ぶつけて下さい。

 

 

さて、思い起こせば昨シーズンのスタート予定が3月12日。
その前日、日本は未曾有の震災に見舞われることとなりました。


本当に色々なことがありましたが、一年が経ちました。
被災者の皆さんにとっては、長く、苦しい一年だったと思いますし、
未だ被災の事実は続いていると思います。

 

オービックシーガルズとしては、被災直後に呼びかけさせていただいた、
「Gulls for Tohoku/+0.01 for Japan」を息長く続けていきます。

 

その一環として、
3/11には仙台にて、東北学生アメリカンフットボール連盟さんに協力し、
フラッグフットボールのイベントに参加します。

木下(ノリ)、萩山、KJ、塚田、渡辺(さる)、鈴木コーチがお邪魔しますので、

よろしくお願いします。

 

また、

同日に実施される習志野市の東日本大震災追悼事業にも参加させていただきます。
新習志野駅・津田沼駅南口・津田沼駅北口・谷津商店街の4ヶ所で

選手含めオービックシーガルズ皆で募金活動をします。

皆さんのご来場をお待ちしています。

 

フィールドの上ではもちろん、

これからも、いつでも、どこでも本気でアクションしていきます。

今シーズンもオービックシーガルズへの参加をよろしくお願いします。

 

2012年02月09日

End of Football Season

ライスボウルから早いものでもう1ヶ月余りが過ぎようとしています。
皆さんには、大変ご無沙汰してしまいました。

 

この間、何をしていたかと言いますと、主には選手との個別ミーティングです。
2011シーズンの記憶が新しいうちに、成果・課題の共有をし、
2012シーズンに活かそうという訳です。

 

全66名の選手と会話していると、

こうしたい、ああしたいという新しい欲求が湧いてきます。


毎年やっていることですが、毎回新しい発見・気づきがあります。
選手やコーチとの会話が、エネルギーの源泉のひとつだと改めて感じさせてもらいました。

 

一方、対外的には
習志野市賀詞交換会に始まって、津田沼駅前での優勝報告会、

宮本習志野市長への優勝ご報告、杉並区立和田中学校での授業、

習志野市スポーツ講演会での講演、森田県知事への優勝ご報告などなど

 

素晴らしい機会をいただいて、貴重な体験をさせていただきました。感謝しています。

 

そんな盛りだくさんの日々を過ごしているうちに、なんともうスーパーボウル。
NFLの最高峰を決めるにふさわしいゲームが先日行われました。

 

ニューイングランド・ペイトリオッツ対ニューヨーク・ジャイアンツ。
それはもう熾烈かつ本気の戦いでした。
これに勝利したチームがWorld Championを名乗る訳ですからね。

 

結果は、21-17でジャイアンツが勝利。
大接戦のゲームを心から楽しませてもらいました。

 

互いに精度の高いプレーのぶつけあいでしたが、
1つのキャッチミス、1つのビッグプレーが明暗を分けた、
そんなゲームでした。

 

9割がた物事がうまくいっていても、

たった1プレーで勝敗が分かれてしまうことがある、
その怖さを、再認識させてくれました。

 

「細部にこそ神が宿る」ことを肝に命じて、

2012シーズンに臨もうと思っています。

 

さて、スーパーボウルの終了で、2011フットボールも全て終わりました。
何とも寂しい限りですが、また新しいチームによる、新しいシーズンが始まります。

 

我らオービックシーガルズも、既に自主トレを開始しています。

1/4から動いている選手達もいます。
2012の戦いを楽しみにしていて下さい。

 

 

2012年01月04日

Back to Back

皆さんのおかげで、ライスボウルで勝利することができました。
これで、オービックシーガルズは2連覇ということになります。
応援・参戦ありがとうございました。

 

思えば、3.11の震災から始まった今シーズン。
フットボールに明け暮れることの罪悪感のようなものとの戦いもありました。
そんな中、

我々のプレーに期待をし、心待ちにしている、多くのメッセージをいただきました。

 

我々が「勝つ」ことを目指す理由のひとつが、これなんだということに気づいたとき、
色々な葛藤が消えました。


「勝つ」ことでしか、応えられない、感じてもらえないことがある。

 

今シーズン、ここまで愚直に勝つことへのこだわりを持てたのは、
やはり、皆さんのおかげなんです。

 

ご覧になった通り、関西学院さんは本当に強いチームでした。
受け身にならず、どんどん仕掛けてくる。
その仕掛けをしっかり成立させる遂行力の高さは、真似できないものです。
苦しめられました。

 

そんな、試合を逆転で制すことができたのも、
何が何でも「勝つ」という意志がぶれなかったからだと思っています。
皆さんと勝ったといっても、過言ではないのです。

 

試合後、多くの皆さんから「おめでとう」の言葉をいただきました。
でも、皆で共に戦ったのですから、それは皆で分かち合うものです。
最高!やったね!万歳!ーーー皆で分かち合いましょう。

 

Back to BackからThree-Peatへ。
オービックシーガルズのチャレンジはまだまだ続きます。

 

皆さんには、これからも、オービックシーガルズで在り続けていただけるよう、
お願いいたします。
今シーズンは、本当にありがとうございました。

また、戦いましょう。 

 

2012年01月01日

"2012"

2012年を迎えました。


まさに、激動の2011年ではありましたが、それでも時は過ぎていきます。

 

様々な思いや葛藤を抱えたまま、年越しをされた方々も多かったと思います。
今なお、被災のまっただ中におられる皆さんには、
ただただ、ご自愛くださいと願うばかりです。

 

そんな中、我々は頂点を目指すプロセスにいます。
フットボールを戦う者として、最高の時間を過ごさせていただいています。
様々なご支援に対して、心から感謝を噛みしめる日々です。

 

そんな、我々ができること。

 

人間は、瞬間瞬間、これほどまで本気になれる!
ということを、お見せする、感じてもらう、です。

 

感動で元気を皆さんにお届けするなどと、おこがましいことは言えません。

 

ただ、我々の本気を感じていただくことが、
皆さん自身が持っている、エネルギーを思い出すキッカケにはなるのでは?
と考えています。

 

フットボールは、究極の非日常です。
少しの時間、その非日常にどっぷり浸かっていただき、
自分のエネルギーを再確認してください。

 

もちろん、そのエネルギーを応援に費やして、参戦してもらったら、
これに勝る喜びはありません。

 

決戦は1月3日、東京ドーム。
その決戦が終わるその時まで、我々は本気で戦い続けます。
まだまだジタバタします。

 

JXBの時よりも、さらに進化したオービックシーガルズをお楽しみに。

 

2011年12月21日

To Rice Bowl

Xリーグ最高の大舞台、Japan X Bowlを24-17で制しました。
2011 X League Championです!
応援、参戦、本当にありがとうございました。

 

ゲームは、社会人チームの頂点を決めるに相応しい、
死力を尽くしたものになりました。


特に前半は、劣勢のまま膠着し、緊迫した時間が続きましたが、
ゲームを通じて、選手はよく集中していたと思います。

 

決戦の過程で起こっていることには左右されずにプレーしよう、
目の前の1プレーを愚直に仕上げて、積み重ねていこう、
という約束を、皆がやりきった結果です。

 

「勝つ」と決めて勝負に挑む意味はそこにあります。
行き先を決めて、その行き方も練ってきた以上、
行き先が変わるかもしれないという不安に苛まれることはない。

 

優勢に驕ることなく、劣勢に焦ることなく、
やりきろうと決めてきたことを、ただやりきるだけ。

そんな状態に限りなく近いところに、JXBではいられたように感じます。


だからこそ、あのゲームでは、選手達が誇らしく、讃えたいと思いました。

 

ところで、JXB当日は、参戦者で埋め尽くされたスタンドが本当に心強かったです。

 

皆さんが、最高のエネルギーを我々に送ってくださいました。
その後押し、支えがあってこそ、「勝つ」決心が鈍らなかったと確信しています。

 

皆さんも、確実に参戦していました。
ありがとうございました。そして、おめでとうございます。

 

3.11直後のシーズンインから、いろいろなことがありました。
だからこそ、この勝利には意味があるし、格別なものです。

 

ただ、振り返るのはまだ早いですね。

幸せなことに、まだあとひとつ、決戦の舞台が待っています。

 

第65回日本選手権・ライスボウル。
関西学院大学ファイターズとの頂上決戦。
ワクワクも最高潮です。

 

1/3に今シーズン最高のオービックシーガルズをお見せします。
是非、東京ドームで参戦ください。

 

2011年12月05日

To Bowl Game

Japan X Bowlへの出場を決めることができました。
応援、本当にありがとうございました。

 

スコアは45-20。予想外の点差での決着。

 

私は、戦前からスコアや試合展開を予想するタチではないので、
試合後に予想通りとか、予想外とかいう感想を持つことは、ほとんど無いのですが、
今回ばかりは、予想外という言葉が口をついて出ました。

 

相手は、
しぶとく集中力がキレない、
接戦でしか決着がついたことの無い、
今シーズンも、隙の少ない試合を展開してきた、
そんなチームだったからです。

 

ロースコアになるのか、点の取り合いになるのかは判らないけれども、
最後まで、もつれる接戦の試合を覚悟していました。

 

実際には、早いタイミングでリードをし、

そのまま押し切るような展開になったのですが、
リードをしていても、必ず追いついてくるのでないかという、

緊張感がずっとありました。
その緊張感の持続が、集中力の持続につながり、結果を生み出したと思います。

 

要所でのターンオーバー獲得、

スコアリングチャンスをきっちりTDに結びつけるなど、
集中力が高ければこそのプレーを続けられたことが、
予想外の点差を生んだのではないかと考えます。

 

また、試合前のコミュニケーションが醸成した、

肚のくくりも大きかったと思います。


メールで、練習場で、飛び交っていたのは「勝つ」という言葉。
「勝ちたい」でなかったことが、ポイントです。

 

「勝ちたい」は、誰もが抱く願望で、

ともすると淡く消えていってしまう不安定なもの。


一方、「勝つ」と言いきるには、決断と意志を必要とします。
意志には、行動が伴いますから、
「勝つ」と決めた以上、それぞれが「勝つため」に行動することになります。

 

副将の塚田選手を筆頭に、「勝つ」意志をチームに浸透させた、
選手達の行動が、勝利を摑み獲る土台を造り上げました。
塚田、いいね!

 

さて、次戦。
いよいよ、ボウルゲームです。
「勝つ」意志をさらにさらに強固なものにするよう、足掻きまくっていきます。


今年のスローガン、"WILL"そのままに。

 

2011年11月21日

To Final Stage

Final Stage進出を決める大切なゲーム。
20-13で勝利することができました。応援ありがとうございました。

 

それにしても、残り24秒で逆転という、薄氷の勝利。
ハラハラさせ過ぎで申し訳ない限りです。

 

少なからずリスクを背負いつつも、果敢に仕掛けてゲームの主導権を獲りにくる。
最も警戒していた展開に持ち込まれてしまいました。
我々自身の準備の甘さ、心の隙をしっかりと突かれた感じです。

 

もちろん、相手チームの遂行力も素晴らしかった。
大舞台になればなるほど、思い切ったことをやろうとしてもやりきれないのが普通ですから。

 

ゲームの展開はさることながら、それとは関係なく、選手はよく集中し続けたと思います。

 

選手には常に言っています。
ゲームの最中に、勝っているとか負けているとかいうことは、単なるプロセス上の話。
結局は、試合終了の時にどちらが多く得点を持っているかだけが、価値を持つ。
とすれば、プロセスで起こっていることに左右されるのは意味がない、と。

 

昨日のゲームでは、そのことを皆が実践してくれていたように思います。


もちろん、直さなければならない粗さも多く抱えていますが、
1プレーだけに集中することが最も大事だと浸透してきているのであれば、
まだまだ伸びることができると実感しています。

 

大阪でのゲーム、色々な顔が見られて嬉しかったです。
普段参戦に来て下さる方、大阪での参戦を待ちに待って下さっていた方、
大阪在住のOB・OGの皆さん、などなど。

 

大阪まで足を運べなかった皆さんからも、様々な形でメッセージをいただきました
(中には試合会場へ電報でまで・・・)。
ありがとうございました。

 

夕べは、懐かしいOB・OGと痛飲させていただきました。
思い返せば、20年近く付き合わせてもらっている人達ばかり。
切れない絆の心地よさを感じさせてもらった夜でした。

 

ということで、まだ大阪に居ます・・・。

 

2011年11月16日

Game in Osaka

昨日、サッカーの試合を見ていました。
日本ー北朝鮮。

 

どこまで実力を測れるのかは、良くわかりませんが、
FIFAランキングでは、日本17位、北朝鮮124位。
普通に考えれば、かなりの実力差があると考えていいでしょう。

 

結果はご存知の通り、0-1。残念ながら日本の敗北。
試合結果もさることながら、終始ゲームが北朝鮮の支配下にあったことが驚きでした。

 

試合の解説者曰く、「ホームのチームは120%の力を出せてしまうことがある」
なるほど、そのくらい、慣れた環境や大きな声援は力になるのでしょう。
それに加えて、日本チームは、心理的な圧迫を受けて、
力を出すことができなかったな、とも感じました。

 

週末、我々はアウェーで戦います。
我々が自身が勝手につくりあげた、当たり前を壊して臨もうと、再度決心しました。


試合を取り巻く環境は、いつもと違うことがあるでしょう。何が起こるかもわかりません。

ただ、フィールドでおこなわれるのは、フットボールのゲームであり、
我々がやるべきことは、準備してきたプレーを、1つ1つ丁寧に積み上げていくことだけ。
そのことだけに集中して、心理的な圧迫なんぞ何も感じないゲームをお見せしたいと思っています。

 

そして、今回アウェーと言いながら、
大阪での参戦を楽しみにして下さっている、多くの方々がいることを忘れてはいません。

 

サッカー日本代表を取り囲んだのは、5万人の北朝鮮サポーター。

 

一方、我々は、いつでも、どこでも、アウェーであることを感じない、
多くの熱い参戦をいただいてきました。

 

そのことを思えば、果たして我々の試合が、アウェーと言えるのか?
と思ってしまいます。
なんだか、アウェーといっているのが、陳腐に思えてきました。

 

今週末の試合会場は、大阪・長居陸上競技場。
我々と共に戦ってくださる皆さんと、
オービックシーガルズらしい、オービックシーガルズならではの試合をします。

 

2011年11月07日

Heat up

2nd Stage第1戦、49-0で勝利しました。
応援ありがとうございました。

 

時折雨が降りしきる中、横浜まで参戦にきてくださった方、
本当にありがとうございました。
風邪など召しませんよう、重々ご留意下さい。

 

気がつけば、フィールドに半袖ポロシャツでは、やや肌寒い感じ。
11月に突入し、フットボールシーズンも佳境に入ってきました。

 

ライスボウルまで勝ち進めるとして、最大10試合。
その内の6試合が既に終了しました。
60%を消化してしまった・・・あっという間ですね。

 

だからこそ、1試合、1試合を最高の舞台にすべく、大切に戦わなければならない。
「なんとなく」なゲームは、もったいない、もったいなさ過ぎる!というものです。

 

今日のゲームでも、全プレー、最大パワーが発揮されていたかといえば、まだまだ。
もっとできる。
限界点見えないところが、オービックシーガルズの面白いところですから。

 

さて、ということで、これからの試合を、今まで以上に大切にし、
更に更に絞りあげて、まだ見ないところまで突き抜けたい。

 

となれば、こっちも肌寒いなんていってられない。

どんなに薄着でも、寒さ感じないだけのアドレナリン放出して、やっていきます。

 

次戦は、大阪での遠征試合。
相手チームは、手ぐすね引いて待ってますね。
こっちも、乗り込むからには最高の準備して臨みます。


熱く燃えたぎるゲームにしますので、是非参戦して下さい。

 

次戦もアドレナリン出しまくるので、ジャケット不要! 

(良識ある方はマネしないで下さい)

 

2011年10月23日

To 2nd Stage

1st Stage最終戦、28-10で勝利、
なんとかDiv.1位を獲得することができました。
応援ありがとうございました。

 

Defending Championと言われる今シーズンですが、
Championだったのは、2010シーズンのオービックシーガルズ。

 

2011オービックシーガルズは、何も持たない、持っていない新たなチーム。
そのチームが、やっとDiv.1位というものを獲りました。

ここから、獲って獲って獲りまくって、頂点にいきたいと思います。

 

結果は自然とついてくるものではありません。
欲しい結果を熱望し、それを獲るために足掻きまくるから、
手にすることができると思っています。

 

今からまた、獲りたいものを獲るために、足掻きまくろうと思います。

 

今日、試合後にいつも応援に来て下さるご家族から花束をもらいました。
私には似つかわしく無い、華麗かつ可愛らしい薔薇の花束でしたが、
メッセージを添えていただきました。

 

メッセージは、「心より感謝を込めて」

 

このメッセージ、このままそっくりこちらからお伝えしたい言葉です。

 

新たなチームとして走り出したオービックシーガルズを、
熱く熱く応援してくださる皆さんがいるからこそ、
我々はDiv.1位になれたのです。

 

本当にありがとうございます。

 

2nd Stageでは、すでに1st Stageで修羅場をくぐったチームとの対戦となります。
ゲーム時間も15分クォーターとなり、激しい消耗戦になることは必至です。
また、関西遠征でのアウエーを戦わなければなりません。

 

なかなかに険しい山を踏破しなければならない訳ですが、
我々には、皆さんの応援があります。そこからもらえるエネルギーがあります。

 

ここから、より一層の参戦をお願いします。獲りきるために。
いつもお願いですいません。。。

 

2011年10月10日

Football Day!

千葉ダービー、46-10で勝利することができました。
応援ありがとうございました。

 

対戦したIBMビッグブルーは、昨季大物喰いを実現し、ベスト4に躍進したチーム。
彼らが黒星を重ねているからと、侮れる相手ではありませんでした。


ましてや、我々にとってこのゲームは、
2ndステージの上位リーグ進出をかけたビッグゲーム。
なかなかのプレッシャーの中、試合に臨みました。

 

結果、#12カール・ノアのファンブルフォース&タッチダウンに始まり、
Offense、Defense共にビッグプレーを形にすることができたことで、
試合に勝つことができました。良かったです。

 

ただ、キッキングゲームでは、致命的ともいえるミスを起こしてしまいました。
今後に向けて、反復し精度をあげていかなければ、勝ち続けることはできません。
大きなチャレンジが必要です。

 

同時に、ビッグプレーの引金となっている、激しさ・思い切りの良さは、
更に更に磨いていきたいと考えています。

 

単なる欠点修正に終始することなく、良い部分もガンガン伸ばして、
ワクワクするフットボールをしていきます。

 

それにしても、今日は念願の千葉でのデーゲーム。
かつてどの試合会場でも見られなかったようなイベントが実現しました。
来場くださった皆さんは、一日楽しんでいただけたでしょうか?

 

フットボールを中心に色々なものに触れてもらい、元気になって帰っていただくー。
少しでもそれらしい一日になったならば、このうえなく嬉しいです。
今後もそんな一日を、Football Dayを創っていきたいと考えています。

 

今回の一日を創るために、ご協力いただいた数多くの皆さん、ありがとうございました。
最後の最後まで、一緒に盛り上げてくれたIBMビッグブルーの皆さんにも感謝です。

 

なによりも、この一日を楽しんで笑顔で帰っていかれた、参戦者の皆さん、
本当にありがとうございました。
また、こんなのをやりましょう!

 

2011年09月28日

The Chiba Derby

第3戦、24-3で勝利することができました。
応援ありがとうございました。

 

前半を3-3で折り返し、
ファンの皆さんをまたまたハラハラさせてしまいました。

 

多くの時間を相手チームに使われてしまったことで、
オフェンスのチャンスは、3シーリーズのみ。
フットボールには、時間をどう使うかという要素も大きい。
それを実感させてもらったゲームでした。

 

限られたチャンスをどうスコアに結びつけていくか、
スコアのチャンスを増やすためにどうやってボールを奪うのか。
次戦から取り組んでいくべき課題がまた見えました。

 

さて、次戦はいよいよ千葉ダービー。
千葉・習志野市を拠点とする我々オービックシーガルズと、
同じく千葉・八千代市で活動するIBMビッグブルーが、
ロッテマリーンズの本拠地である、QVCマリンフィールドで戦います。

 

一昨年より、本拠地である千葉で公式戦を行っていますが、
今回、念願のデイゲームが実現しました。

 

なぜ、デイゲームを熱望していたかと言いますと、
一日を家族みんなで楽しんでいただける、
フットボールデーをやってみたかったからです。

 

フットボールの試合はもちろん、
ただそれだけでなく、様々なイベントで遊んでいただく一日。
スポーツに触れてもらって、面白かったなーと言ってもらえる休日。
そんな日を創ってみたかったんです。

 

今回の実現にあたって、様々な方々のお世話になっています。
ちょっと書ききれないくらいの人が、

このプロジェクトに賛同し、動いてくださっています。
本当に感謝、感謝です。

 

フィールド内では、

試合観戦やフィールド体験、
(我々の試合の前には中学生の試合、

ジュニアシーガルズvs.世田谷ブルーサンダースがあります。

フラッグフットボールでなく、リアルなフットボールです。)


フィールド外でも、

チアが出演するダンスイベント、和太鼓演奏、スポーツ体験など盛りだくさん。

 

さらに、オープニングセレモニーには、

あの習志野高校吹奏楽部によるマーチングバンドがやってきてくれます!

 

ぜひぜひ、10/9(日)はQVCマリンフィールドへ。
秋の休日を思いっきり楽しんでください。

 

当然のことながら、

フィールドでは、最高にワクワクするゲームをお見せします。

 

2011年09月19日

vs.Unisys

2011シーズン第2戦も勝利することができました。
応援いただき、ありがとうございました。

 

初戦で散見した、粗い部分も多少改善が見られたゲームだったと思います。
また、いろいろな選手が活躍し、その個性を発揮したゲームでもありました。

 

まだまだ未熟な部分も多く、修正すべき点が目につくことは否めませんが、
補修にばかり気をとられること無く、伸ばせるものはできる限り伸ばしていく。
そのことで、多くの個性が活躍してくれるものと考えています。

 

今回特に爆発したのが、QBの木下善仁選手でしょう。
オービックシーガルズに今までいなかったタイプのQB。
3回のキャリーで102ydsを叩き出し、2TDを獲得。
これからも楽しみです。

 

川崎球場は、観客の皆さんとの距離感が特に近いので、楽しいフィールドです。
東京ドームも良いのですが、ちょっとサイドラインとスタンドが離れてますね。
ましてや、陸上トラックがあるようなフィールドは、隔てられている感が強いです。

 

その点、川崎球場はお互いに熱を感じられる距離ですね。
屋根も無く、観客の皆さんには暑かったり、雨にぬれたりいろいろあると思いますが、
近いからこそ感じられる面白さを楽しみにきてください。

 

次戦も、様々な個性が弾けてくれるはずです。
是非早起きして、川崎球場で参戦してください。

 

2011年09月08日

vs.Rise

3つのターンオーバーを奪われながらも、
薄氷の勝利。
勝てて良かったとしか言いようがありません。

 

フットボールは、多く得点を獲ったチームが勝利するゲーム。
得点は、ボールを持っているチームしか獲得できません。


そんな中、みすみすボールを相手に渡すことは致命的。
それをしっかり正すこと無く、ゲームに臨んだ我々コーチ陣の責任が最も重いです。

 

次戦に向けては、戦術・戦略的な準備もそうですが、
しっかりボールを確保して前進する、相手からボールを奪う、という
基本中の基本を叩き込んでいきたいと考えています。

 

それにしても、ノジマ相模原ライズに移籍した、
QBマサト(木下)とRBジョン(杉原)は活躍してました。
2人の良さが十分出ていたゲームでした。

 

心中複雑なものがありますが、
オービックシーガルズの卒業生が、他チームであっても、
日本フットボールを盛り上げる中核になっているのは喜ばしいものです。


Finalまで、2人との顔合わせはありませんから、心よりエールを送ります。
マサト・ジョン、これからウチとの試合以上に活躍しろ!

 

今回のゲームを経て、どう成長できるのか。
まだまだ、登っている最中です。

 

2011年09月05日

9.7 Opening Game

いよいよ、2011レギュラーシーズン初戦。
皆さん同様、私自身も心躍る思いです。

 

この夏、オービックシーガルズはあの手、この手でチームを鍛えてきました。
その最たるものは、「トレーニング・ミステリーツアー」。

 

復旧したばかりの素晴らしいグラウンドを横目に見ながら、
(被災したグラウンドも、以前よりも素晴らしく改修されました。
ご助力いただいたオービックさんに感謝、です。)
突然現れた路線バスに乗り込まされ、いずこへともなく出発。

 

行き先は全く告げられないので、車内には緊張が走ります。
緊張に耐えられない選手は、「次おります」のボタンを連打。
もちろん、路線バスは貸切なので目的地まで降りられません・・・。

 

到着した先は、選手にとってお馴染みのクロスカントリーコース。
予想もしない走り込みをたっぷり堪能してその日は帰路につきました。

 

その翌日も、クラブハウス入り口には路線バスの姿。
今度は朝から稲毛のビーチに連れて行かれます。
朝一番、砂まみれになった後、グラウンドに戻ってフットボールをやりました。

 

そんなことも、全てはシーズンを勝ちきるため、初戦を勝利で飾るため、です。
我々は、シーズンを戦いきれる地力を培うとともに、
初戦にピークを持ってくるよう準備をしてきました。

 

対戦相手は、ノジマ相模原ライズ。
チーム廃部という困難に屈することなく、新チームを立ち上げ、
最短距離をX1まで上ってきた、最も勢いのあるチームです。

 

前チームが廃部する時、
「このような実力のあるチームは残すべき」
「新チームとなっても、X1スタートで良いのではないか?それだけの力がある」
とエールを送ってきたチームでもあります。


関係者にも、
「必ずまたトップ争いをしよう」
と言ってきました。

 

いざ、対戦するとなると厄介な相手だなと感じざるを得ませんが、
嬉しい気持ちもあります。


彼らは、必ず今シーズンの台風の目になります。
そんなチームに、しっかり勝利する。
我々の大きなチャレンジです。

 

シーズンを迎えるにあたり、三原大先輩のメッセージを皮切りに、

OBの方達のメッセージも寄せられています。ありがたい。

 

聞けば、第一黄金期の大黒柱、河本晃のレシービング記録を、シミケンが抜きそうだとか。
ずっとずっと続いているものがこのチームにはあります。
脈々と続く、このチームに思いをかけてくれる人々に何としても応えたい。

 

また、 まさに「今」声をからしてチームを鼓舞してくださる皆さんからも、

大きな大きな思いを受けとらせていただいてます。

その思いを何としてもともにカタチにしたい。 

 

オービックシーガルズは、初戦からあがいて、あがき続けて、全てを出し尽くします。

 

参戦の準備はいいですか?

9.7 19:00キックオフです。

 

2011年07月25日

鴎道場in北海道

北海道でクリニックをしてまいりました。
嬉しいことに今年も150人余りの選手が参加してくれ、
大盛況のクリニックとなりました。

 

宮本・清水・紀平・塚田・三宅・菅原の日本代表選手6人と、
富永コーチ、鈴木コーチ(今回は昔とった杵柄でTEを担当)
そして、私を加えた9人を招いていただいての実施です。

 

初日は、ポジション別の分科会とOff./Def.に関する基調講演、
2日目がフィールドでのポジション別ベーシック&テクニック実践です。


私はといえば、初日のDef.に関する講演とウォームアップの担当。
なんだか少し申し訳ない感じ。


他の皆は、炎天下(とはいえ涼しいですけど)3時間、かなりの熱血指導。

特に選手達は、ヨーロッパ遠征から帰ったばかりで、疲れてもいるだろうに、

エネルギッシュに受講者と対峙してくれました。

素晴らしいです。

 

また、参加してくれた北海道のプレーヤーも、

非常に貪欲な取り組みを見せてくれました。

とにかくトライしてみようという姿勢が随所に感じられ、

互いにクリニックをつくった感じです。

 

双方が本気だったおかげで、

クリニック後も質問が後をたたない充実のクリニックになったと思います。

 

北海道でクリニックを始めたのが10年以上前の話。

しばらく、お休みしていたのですが、

北海道協会の皆さんとプレーヤー達の熱い思いから、

再び実現したのが昨年から。

 

今回も、熱い熱い思いを持った方々が集まって、

我々を招聘して下さいました。

本当に頭が下がる思いです。

 

初日の夜、北海道のコーチをはじめとした、

関係者の皆さんとご一緒させていただきました。

盛大な懇親会の後、「Bar宮田」というお店で痛飲したのですが、

このお店の宮田さんという女性が、

北海道のフットボールゲームでDJをされているとのことでした。

 

仕掛人は、北海道協会の早川さんという方。

この方とのお付き合いも10年以上になります。

四十路過ぎまで現役プレーヤーだったという、

かなり熱の高い部類に入る方ですね。

とにかく、北海道のフットボールを盛り上げようという、

心意気と行動力はスゴイです。

 

そういえば、W杯オーストリア大会でも、

DJがガンガンに音楽回して、激しく盛り上がってました。

スタジアムが、クラブみたいでしたから。

ああいった楽しみ方もアリだなーと思っていたところなので、

北海道のスタジアムもクラブにしてしまって欲しいところです。

 

「Bar宮田」での皆さんとの語りもそうとうに熱かったというか、

暑苦しかった! 

皆、フットボールに魅せられていて、

現状満足なんかほど遠くて、

エネルギー有り余ってて。


私より先輩の方々から、まだまだ若い20代の方までが、

同じテーブルで語り合える。

心から気分が良いと思える空間でした。

 

是非とも、このフットボールというスポーツを全国区にするためにも、

エネルギー出し続けて下さい!

いい時間をいただいて、本当に感謝、です。

 

涼しくも、熱い熱い北海道を後にして、東京へ戻りました。

車載TVは水色の画面しか映っておらず。。。

なんだか、自分だけ時間が止まっていたような、

楽しい楽しい別世界に行っていたような、

そんな気分になりました。

 

2011年07月16日

2011 W-Cup #5

メキシコとの戦い、17-14で勝利することができました。
応援いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
これで、日本代表の2011シニアワールドカップ全試合終了です。

 

3位という結果は、決して本意ではありません。
しかし、これが今の現実。
かろうじて、ヨーロッパや南米のチームを退けることができても、
本場アメリカやそれに近い北米のカナダを凌ぐには、まだ足りない。
その、足りない部分を埋めていくべく、アクションしていことが大事です。

 

今回、カナダと試合してみて、07大会アメリカ戦の時に感じたような、
真っ向勝負では、戦えないのでは?という印象はだいぶ払拭されました。
07大会から今日までの間で、OL/DLのラインはずいぶん進化したと思います。

 

一方、我々が退けたヨーロッパのチームの進化速度は凄くはやいと感じますし、
メキシコのチームも負けじと進化してきているように実感しました。

 

メキシコとは過去、99年大会決勝・03大会決勝の2回戦った訳ですが、
そのいずれも、メキシコチームが自滅していったと言っても過言でありません。
雑なボールハンドリングでターンオーバーを引き起こしたり、
不要なラフプレーで反則を繰り返したり。

 

でも、今回のメキシコは全く違うチームのようでした。
非常に手堅く組織化されて、ゲームの最後まで集中力を持続させることのできる、
いわゆるオーガナイズされたチームに変身していました。

 

ゲームの運び方も、大きく変化。

確実にゲインを狙い欲張ってターンオーバーを引き起こさない、
深く守ってビッグゲインを許さない、
かつてのイケイケながら雑なゲーム運びは完全に身を潜め、
何が何でも勝つという意志で統一されたものでした。

 

だからこその、集中力勝負になった訳ですが、
試合終了のフィールドゴールブロックまで、
日本の選手も集中し続け、何とか彼らにまさったと言うところです。
(ちなみにフィールドゴールブロックをしたのはお馴染みの紀平選手です)

 

今大会での日本代表の試合はもうありませんが、
今後のフットボール界を考えると、足を止める訳にはいきません。
お話しした通り、まだまだ足りない状態である上に、
着実に追いかけてきているものある。


どうあっても「次」を考えていくべきです。

その「次」に関して、全力でサポートしていく覚悟はしています。


ただ、今は試合が終わってまだ7時間余り。
ちょっとだけ休ませてもらうことにします。

 

この2011 W-Cupシリーズもこれで終了。
番外編でオフのことを書くかもしれませんが・・・。
改めて、応援ありがとうございました。感謝します。

 

2011年07月15日

2011 W-Cup #4

残念ながら、敗れました。カナダ戦、27-31。

 

アメリカと戦って、4年前の雪辱を晴らすはずだったのですが、
すいません。

応援ありがとうございました。 

 

やられつつもかわす、というのではなく、
ガッツリ真っ向勝負できていただけに、無念でなりません。

本当に選手は、勇敢に最後まで身体を張っていました。

 

勝たせてやれたなんて、おこがましいことを言うつもりはありません。
ただ、もうちょっと良い手助けができた、
もっと選手の持っている力を引き出すことができた、
などと思って猛省しています。

 

とはいえ、後ろを振り返っている場合ではない。
次はメキシコとの戦いが待っています。
彼らは、決勝進出のアメリカと7-17のロースコアゲームを演じたチーム。
得点を重ねさせる訳にいきません。

Japan Defenseの意地にかけて。 

 

何をかけて戦うか、それはそれぞれの思いやプライドです。
フィールドで相見える以上、全力で叩き潰す、それだけです。

 

2011 SWC(シニアワールドカップ)も最後の試合。
全力を絞り尽くします。

 

2011年07月13日

2011 W-Cup #3

フランス戦、35-10で勝利しました。
応援いただいた皆さん、ありがとうございました。

 

中一日を挟んですぐに試合。
選手・スタッフにとって未知の経験でした。

 

選手には相当な疲労が残るだろうし、
試合に向けての準備も、なかなか充分にはできないだろう。
その中で、しっかりと実力を発揮しなければならない。
難しいチャレンジだったと思います。

 

ただ、選手個々が自分の身体のメンテナンスをしっかりやり、
トレーナー・ドクターが昼夜一貫して選手のコンディションを整えたことで、
あまりダメージを残さず、試合に臨むことができました。
チーム・ジャパン、意識高い。

 

準備の部分でも、コーチ・マネージャー・ビデオスタッフがフル回転。
短時間でゲームプランとそのインストール準備までこぎつけました。
コーチ含むスタッフ誰もが、
普段からじぶんのエンジン回して最前線に立つメンバーですから、
指示待ちなく、ドンドン事が進んでいきます。
チーム・ジャパン、頼もしい。

 

また、インストールにあたっても、
選手それぞれの理解力・対応力が高いので、
短いミーティング・練習でゲームプランを自分のものにしていってくれてます。
チーム・ジャパン、賢い!(と思いたい・・・)

 

そんな、要素が絡み合って、
ほぼ実力を出し切ることができ、勝利を手にしました。
(正直、フランスの選手も身体は大きく、スピードもありましたから、
スコアで見るほど楽な試合ではありませんでした。)

 

フル稼働と言えば、代表戦ではオービックシーガルズHAT、
吉永さんがフィールド内給水で走り回る姿も見られます。
豪華。

 

次戦は強豪カナダとの戦い。
後、3時間半でキックオフ。
準備はしてきました。全力出します。

 

2011年07月11日

2011 W-Cup #2

 

日本代表は24-6で初戦を勝利しました。
遠く離れた日本の地で応援いただいた皆さん、ありがとうございました。

 

試合当日は、灼熱の太陽が照りつける快晴。
プレーする側には、ちょっとキツい気候でしたが、

観戦するには最高の天気です。

 

我々の試合は、開催国オーストリアの登場とあって、多数のファンが詰めかけ、
試合前から会場は盛り上がりまくってました。
鳴りモノの音量も試合の前からスゴいものがあり、

試合中のコミュニケーションができるものかどうか、

すでに思いやられる状況でのスタートです。

 

ゲームに先立っての国家斉唱では、地元の混声合唱団が素晴らしい歌声を披露。
さすがに数多くの音楽家を輩出したお国柄ならでは、です。
思わず聞き入ってしまうほどの奇麗な歌声で「君が代」が歌い上げられ、

厳かな気分になりました。

 

ただ、そんな静寂もつかの間。
試合が始まると、やはり激しいノイズにさらされました。
日本のオフェンス中は、サイドラインで1m先の選手と会話するにも、
ありったけの大声を張り上げなければなりませんでした。
そんな中でも、選手達はよく集中し、状況にアジャストメントして戦ったと思います。

 

対戦相手のオーストリアチームの印象は、「よく鍛えられたチーム」。
それぞれの選手が、やるべきことをしっかりと遂行できるタイプのチームです。
結果として、勝利することはできましたが、終始緊張感の高いゲームを強いられました。
まだまだ、強くなる可能性を秘めた、ポテンシャルの高いチームだと思います。
とにかく、みんなデカイし・・・。

 

試合終了後は、アウェイの我々の勝利をスタジアムの皆さんが祝福してくれました。
温かい国民性に触れることができ、嬉しくなりました。

 

さて、とはいえ勝利に酔っている暇なぞさらさらありません。
後、24時間後にはフランスと戦っていることになります。

 

息をつく間もなく戦い続ける。
なんと厳しく、なんと楽しいチャレンジなんでしょう。
とにかく、代表チーム皆、良い顔してますよ。

 

2011年07月05日

2011 W-Cup #1

いよいよ、渡欧の日が近づいてきました。
4年に一度しかない、大事な大事なチャンス。
何があっても、余力を残して戻るようなことがないようにします。

 

幸運にも、私は1999年開催の第一回大会からずっと代表チームに関わらせてもらっています。
その時から比べると、この大会が徐々に発展しているのが良くわかります。

 

思えば、第一回イタリア大会・第二回ドイツ大会ではまだまだ牧歌的な雰囲気もありました。
ある国の最もイカツイ選手が水深50cm程度のプールにはしゃいで飛び込み足首骨折、
試合中怪我人が多く出てQBの選手がセンターに入る、
サイドラインからサイドラインの長さが5ヤード以上短い、などなど。
シシリアでの決勝戦では競輪バンクで試合前待機とかもありました・・・…。

 

それが、第三回川崎大会を契機に、大きく変化したように思います。
日本フットボール関係者の方々の多大なご尽力により、
W杯をうたうに相応しいオペレーションが成されましたし、
何よりもアメリカが参戦してきたことで、名実ともに世界一決定戦となりました。
結果的に点差が開いたゲームもありましたが、「ガチンコ」を実感した大会でした。

 

さて、今回の第四回オーストリア大会。
過去最高の8カ国対抗となります。
ヨーロッパ選手権を勝ち抜いた、ドイツ・フランス。
開催国のオーストリア。
NCAAに多くの選手を輩出しているオーストラリア。
過去2回決勝で苦しめられたメキシコ。
U-19では常勝の初出場カナダ。
そして本場のプライドを背負って参加のアメリカ。
本当に強豪ぞろいです。

 

補足ですが、
開催国のオーストリアは、単なる開催国枠出場のチームではありません。
ヨーロッパ選手権でも、優勝したドイツには惜敗したものの、他国を圧倒しています。
しかも、ドイツとの試合も、ターンオーバーなどのミスが無ければ勝利していたと思います。
非常に地力のあるチームです。


かなり本気で準備してきており、6月にもアメリカのDiv.Ⅲの大学を招聘して壮行試合をしています。
試合はタイブレークにもつれる好ゲーム。
負けはしたものの、かなりの自信をつけることができたものと考えます。

 

我々は、そのオーストリアと初戦を戦います。
アウェイ中のアウェイではありますが、日本の皆さんの思いとともに戦います。
一戦必勝。
良い報告をお待ちください。

 

2011年06月16日

Keep on going

練習や作業の合間を狙って、未だにトレーニングをしています。
この歳になっても、続けてできている時は数値が徐々に上がっていきます。
それを、選手達に誇示するのがちょっとした趣味。
もちろん、ちょっとサボるとガクンと駄目になっていくのですが。

 

「継続は力なり」


今月より、第4回世界選手権に向けて日本代表の活動が始まりました。
各チームより優れた選手が集まっているので、刺激的な練習が繰り広げられています。
その中で、強く感じるのは導入のスムーズさです。


今回招集されているメンバーの多くが、
09年ノートルダムジャパンボウル、10年ジャーマンジャパンボウルで共に戦っています。
ですから、今回の代表チームはある意味、3年越しで造り上げてきたチーム。
その蓄積が確実に生きています。
世界を目指せるチームになれると確信しています。

 

「継続は力なり」


あることを続けて行っていくと、いつか大きな結果を得ることができる。
これもひとつの真実です。


ただ、継続することで得られることの最も大きいものは、
あきらめたり、飽きたり、忘れたりしない自分を手に入れることではないかと思っています。
継続することができる力(=意志)を身につけることができる。
これはかけがえの無い財産になります。


「継続するは力なり」

 

日本が大震災に見舞われて3ヶ月が経過しました。
私などは、はや3ヶ月と感じてしまいますが、

被災地の方々にとっては長い長い3ヶ月であったでしょう。
そして、それはまだ続くことと思います。


被災地の皆さんのために、行動を起こした素晴らしい瞬発力と同様、
これからは息の長い持続力を発揮していきましょう。
じっくり、焦らず、できることを積み重ねる。
きっと、何がしか役に立つ大きな結果と共に、得難い自分に出会えることと思います。


「継続は力なり」「継続するは力なり」


これからも共に。

 

2011年05月30日

Spring Season

あっという間に5月も終わります。

オービックシーガルズは「交流戦」2試合を経て、短かった春シーズンに一区切りつけ、
個々のベースアップを中心としたチャレンジ期間に入ります。


思い返せば、2011シーズイン直前の3.11に震災があり、
「我々にできることは何か?」と右往左往するところから始まった春シーズン。
実際にフットボールをプレーしたのは、2ヶ月足らずということになりました。

ただ、短いながらいつもとは違う、学びの多い春シーズンを過ごせたとも思っています。


何よりも、当たり前と思っていることが、決して当たり前ではないこと、
これを痛烈な実感と共に感じることができたのは、得難い経験でした。


集い、語り、切磋琢磨し、時には歓喜し、時には落胆し、それでも頂点を見てまた集い・・・。
そんなことを繰り返すには、実は色々な条件を揃えないとならないこと。
その条件は揃っているものではなく、先人も含めだれかが創ってきたものだということ。
それらの存在を、勝手に当たり前だと錯覚しがちだということ。
だからこそ、創りだす側に立たなければ面白く無い!ということ。


また、「できない」「難しい」と当たり前に思ってしまっていることも、
実は自分次第で充分変えていけるということも。


本当に多くのことを学び、感じた春シーズンでした。


試合を見ていただいた皆さんには、まだまだ粗さが目立ったかと思います。
その一方で、自分から前に出てきている選手の心意気を感じていただいたのでないか、
チームが弾けていきそうな兆しを見ていただいたのではないか、と。

皆さんどうだったでしょうか?

 

「当たり前」と思っていたことが「特別」であったことを、
実感されているであろう被災地の皆さんに、引き続き思いを馳せつつ、
我々は夏シーズンに向けて走り続けます。


自分で設けてしまいがちな「当たり前」という壁を疑い、壊していくことで、
真の「WILL=志」をもった集団になっていきます。
期待は良い意味でしか裏切りません。

 

2011年05月02日

Clinic in 仙台

まず、ご報告と御礼です。


かねてより、皆さんにお願いしておりました、「Gulls for Tohoku」義援金。
本日、4月末まで集まった義援金の10%を、
東北学生アメリカンフットボール連盟理事長の小野博之様にお届けしてまいりました。

ご賛同、ご協力本当にありがとうございます。

その模様の写真などは、後日アップする予定でおります。

(※当初、東北アメリカンフットボール協会に寄付としておりましたが 、先方と相談の結果、

東北学生アメリカンフットボール連盟への寄付がありがたいとお話をいただき、

寄付先を変更させていただきました。) 

 

そして、かねてより実施したいと考えていたフットボールクリニックを、

急遽開催してきました。


仙台出身、Gulls for Tohoku / +0.01 for Japan 実行委員長のLB#90市川選手や、
東北大出身、現東北大ヘッドコーチのWR#80萩山選手をはじめとして、LB#2古庄選手、

DB#8渡辺選手、富永オフェンシブコーディネーター、鈴木キッキングコーディネーター、

塩田アシスタントコーチ、私の8名で伺いました。

 

まだ、各部とも活動が正常化していない中ではありましたが、
萩山選手の呼びかけもあり、東北大・東北学院大・仙台大の3校から50人以上が参加。
突然の招集に応じてくれたことに感謝してます。

 

クリニックは、身体の使い方からはじまり、

Hit、Tackleなど基本的なことに終始しましたが、皆、熱心に取り組んでくれました。
また、活発な質問も飛び交い、良いクリニックになったと思います。

学生の熱に少々圧倒されるような、 そんな一日でした。

 

我々が、元気や勇気を「与える」なんておこがましいことは言いません。
ただ、スポーツに触れると、それぞれが忘れていたエネルギーが呼び起こされる。
そんな力が、スポーツにはあります。
本来それぞれが持っているエネルギーを解放するキッカケになれれば、

最高だと思っています。

 

ですから、東北フットボーラーの皆さんにも、奮起してもらいたい。
「自分にできること」を少しずつ積み重ねていくこと、と同時に、
「自分(達)にしかできないこと」にもチャレンジしていってほしい。


東北のフットボーラーにしかできないこと。

被災地からもの凄いエネルギーを持ったヤツらが出現し、
周囲にいる方々を巻き込んで、

それぞれのエネルギーを発散・解放していくようなこと。

そんなことを是非やり遂げてほしいと思っています。

 

我々自身も、精進しつつ、
これからも「Gulls for Tohoku」、継続していきます。

 

2011年04月06日

2011 Start!

4/2よりチームが始動しました。


震災の影響により、当初予定から実に3週間遅れのスタート。
通常であれば、チームルームにてのミーティングから始めるところを、
あえて、フィールドに集合するところからとしました。


壊れてしまったフィールドを見て、皆で痛みを分かち合いたいーという訳ではありません。
当たり前に平らだったフィールドが、そうでない状態になった時、
そこで何が出来るのか、何がしたいのかを皆に考えてもらいたかったからです。


コーチ・選手がポジションごとにフィールドをウロウロ。
それぞれが、予想以上の起伏に驚きを隠せずにいましたが、それもつかの間。


「LINESはこの辺りを使えれば充分」

「広めの平らなとこは、しゃーないWR使えや」
「横に使えばDBのスペース確保できるか」


なかなか皆、逞しく前向きではないか。
これなら決してマイナスからのスタートとはなりません。


2011 Obic Seagullsのスタートに際して選手に伝えたのは、
昨年から提唱してきた、
「選手主役のチームであること」
「ワクワクするプレーをするチームであること」
をより押し進めていこうということ。


そのために、チームに関わる一人一人が、
「Independence=自立」
「Self-Control=自律」
をモノにしていこうということです。


誰に牽引されるでもない、誰に頼るでもない、自立し自律できるメンバーの集まり。
それでこそ、主役であれるし、ワクワクしていられると考えています。


IndependenceとSelf-Controlの頭文字をつなげると「IS」。
これは、人のありようを示す言葉でもあります。
何をするのかの前に、どうあるのか。
ありようによって、行動は決まってくる、変わってくる。


自立・自律したそれぞれであれば、どんな逆境でも契機に変えられると思っています。
となると、ワクワクしてきませんか。

 

2011年03月29日

Coaching Clinic in Alabama Univ.

アラバマ大学主催のコーチングクリニックにも参加してきました。


前回ブログでお話しした通り、かなり豪華で充実した内容でした。
2日間のクリニックの構成は、15もの基調講演の合間に3回の分科会を挟み、
さらにその合間に、アラバマ大の練習を見学するというものです。
そこになんと1,200人ものフットボールコーチが詰めかけるのです。


まず、基調講演をするスピーカーの顔ぶれがすごい。

Nick Saban氏をはじめとした、アラバマ大のコーチングスタッフはもちろんのこと、

現ニューヨーク・ジェッツHCのRex Ryan氏、
HCとしてフロリダステイト大を2回のNational Championに導いたBobby Bowden氏、
アラバマ大OBで現NFL PlayerのJarret Johnson・DeMeco Ryansの両氏など、
そうそうたるメンバーが、次々と話をしていきます。

直接質問をする機会も設けられ、講演とはいえ、かなり活発な会話が飛び交います。

 

また、3回の分科会もなかなか興味深いものがありました。
6つのグループに分かれて行われるのですが、

それぞれのスピーカーは南部アメリカで相応の成績を残したHigh School Teamのコーチ陣。
各々、得意なテーマを45分ほどで語ります。

聴衆は事前に渡されたプログラムを見て、どのテーマを聞くのかを決め、分かれていきます。

中には、興に乗ってかなり掘り込んだ話をするコーチもいました(全部話して大丈夫か?)。

 

参加したコーチ達を散らさない工夫もしっかりしています。

クリニック会場ではラウンジ的な場所がそこここにあり、

参加者達はいろんな場所で会話をし、情報交換できるのです。
夜には「Crawfish Boil」なるものが振る舞われ、ワイワイガヤガヤ。

チームの垣根を越えてのコミュニケーションが行われていました。 

 

ちなみに、「Crawfish Boil」というのは南部特有のパーティー料理。
ゆでたザリガニを辛く味付けしたものです。

 

いずれにしても、充実した2日間でした。
日本においても、こういった、

コーチが学べ、かつ情報を交換できるような場をつくりたいと実感しました。
しかも「楽しく!」が重要ですね。

 

Nick Saban HCが言っていました。
「フットボールコーチであることは幸いだ。人を成長させられる数少ない仕事だから。
皆、本当に価値のある仕事しているんですよ」
これが一番心に残りました。

 

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▲クリニック会場はバスケットボールアリーナです。右は玉ノ井コーチ


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▲大勢の聴衆が詰めかけたアリーナ。年齢もバラバラです

 

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▲聞き逃すまいと必死の様子。英語に悪戦苦闘してます

 

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▲スピーカーの一人、Jarret Johnson氏(ボルティモア・レイブンズOLB)と

 

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▲Johnson氏には特別に単独セッションもしてもらいました。感謝!

 

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▲これが「Crawfish Boil」。本場のアメリカザリガニ?

 

2011年03月25日

Alabama Univ.@Tuscaloosa

 今、アラバマ州タスカルーサ市に来ています。

 

きっかけは、昨夏、タスカルーサ市の高校生たちが
オービックシーガルズのグラウンドを訪問
してくれたことにさかのぼります。
我々の活動拠点である習志野市とタスカルーサ市は姉妹都市であり、
多様な交流があるのです。その歴史は四半世紀にもなるということです。


タスカルーサ市と言えば、フットボールの名門アラバマ大学のあるところ。
これはチャンスとばかり、コーディネーターとして高校生をアテンドしていた、
Lisa Keyesさんに「アラバマ大に行ってみたい」と相談しました。
たまたま、LisaさんがAlabama Crimson Tide(アラバマ大フットボールチームの愛称)

の熱狂的ファンということで、「任せといて!」ということになりました。


今回のアラバマ大訪問に関しては、習志野市町づくり推進課の角田さんはじめ、
習志野市役所の方々に大変お世話になりました。心から感謝しています。

 

さて、今回は大橋・鈴木・玉ノ井とDef.コーチ陣で布陣を固め、いざアラバマへ。

さっそく、乗り継ぎのシカゴ空港で飛行機が3時間近く遅延し、
なんとかタスカルーサについたのが、現地の深夜3時過ぎ。
実に片道24時間余りかけての到着。

このメンバーらしく、珍道中の気配が出てきました。


しかし、翌朝Lisaさんに連れられてアラバマ大を訪ねると、予想以上の熱烈歓迎。
矢継ぎ早にいろんな方をご紹介いただき、珍道中どころの騒ぎではありません。


アラバマ大フットボールの要人は、タスカルーサだけでなく、全米屈指の有名人ばかり。
フットボール関係者の誰もがうらやむ時間を過ごしています。すいません。。。
でも、本当に皆さん偉ぶらず、親切心の固まりです。ありがたい。


少し、アラバマ大フットボールの話をしますと、
計13回のNational Champion獲得は全米最多(2009シーズンにも全米チャンピオン)。
数々の名将、あまたのNFLプレーヤーを輩出している、名門中の名門。
カレッジフットボール史上最高のヘッドコーチとして名高い

Paul "Bear" Bryantはもはや伝説。
現ヘッドコーチの、Nick Sabanも2つの大学を全米チャンピオンに導いた

誰もが知る名将です。
(ちなみにNick Sabanいくところ、常に3人以上の警察官が護衛してます。)


そんなアラバマ大ですから、学べることは山ほどあります。
必ず、オービックシーガルズの2011シーズンに役立つものを持って帰ります。

今こそアクション、です。 


ところで、Athletic Director(体育局長)のMal Mooreさん

(この人もPaul Bryantの右腕としてコーチを務めた方)にお誘いいただき、

アラバマ大対マイアミ大のバスケットボールの試合を観戦しました。


平日20時からのゲームでしたが、続々と観客が詰めかけ、アリーナは大熱狂。
我々も大興奮して、大声をあげてしまいました(試合は76-64でアラバマ大勝利)。


試合後、観客の顔を見ると、皆が頬を上気させて満足そのもの。
日本のことを考えるとやや塞ぎがちだった自分の気分も、グッとあげてもらいました。
やっぱり、スポーツには人を元気にするチカラがある。それを確信しました。


今朝からは、アラバマ大が主催するコーチングクリニックに参加します。
これまた、大規模かつ豪華なのですが、その話はまた後日。

 


追:こちらでも、日本の震災について必ず話題に出ます。

Nick Saban HCも真っ先にその話題に触れました。
そして、皆が日本のために祈ってくれています。

偶然エレベーターで出会った老紳士でさえも・・・…。
世界中のPray for Japanは本当です。心強いですね。

 

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▲アラバマ大体育局でLisaさんと

 

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▲ドラフト発表のために用意された部屋!

 

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▲体育局長Mal Mooreさんと。今の体育局の建物は彼の名前が冠されています

 

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▲10万2,000人収容のスタジアム。Q:「いつもどのくらい観客入るんですか?」A:「満員以外見たことない!」

 

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▲もっとも有名なヘッドコーチの一人Nick Saban HCと。

左から鈴木コーチ、 Nick Saban HC、私、玉ノ井コーチ

 

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▲地元新聞に取り上げられました。見出しが面映い……。

 

2011年03月18日

Volunteer

Gulls for Tohoku」にさっそくご賛同いただきましてありがとうございます。
あっという間に、多額の義援金をいただきました。感謝いたします。

 

また、「+0.01 for Japan」への積極的参加、ありがとうございます。
皆さんの瞬発力に敬服しています。

 

本日、いつもお世話になっております習志野市のボランティア活動に参加してきました。
仕事は、今回の地震の影響で噴出したセメントまじりの土砂の除去。
お邪魔したエリアは、高齢者の方々が多く、力仕事が難しいとのことでした。

 

平素は、習志野市の皆さんから応援いただいているにもかかわらず、
チーム活動が土日に限られている関係上、ボランティア活動できていません。
こんなときばかりで申し訳ないのですが、少しでもお役に立てたなら幸いです。

 

今回の活動は非常に勉強になりました。
-ボランティア活動の目的は、"被災者の自立支援"をすることにある-

これは最初のオリエンテーションで教わることなのですが、深い言葉です。

 

僕らの活動は、ホンの数日、ごく一部でしかありません。
でも、ボランティアを受けた方の生活はずっと続いていく。
そのことをわかった上で、親切の押しつけではない手助けをしなければならない。

 

これをするには、ボランティア側も自立していることが前提となるなと感じました。
ボランティア側が、一過性の浮ついた気持ちで関わったらとんでもないことになる。
自己意志・自己責任の元に、自身の考えを押し付けず、お手伝いをする。


ボランティア側も鍛えてもらえる、素晴らしい機会です。

 

もともと、Volunteerは志願者・志願兵の意味。
自らの意志で、というのがまず第一なんですね。
名門テネシー大のニックネームが、ボランティアーズというのもうなずけます。

 

さて、ボランティア活動が自己意志で何かの役に立つことすると定義すれば、
+0.01 for Japan」がまさにそう。
いつでも、誰でも参加できる、究極のボランティアといえるかも知れません。

 

皆でカウントアップしていって、日本ぐるみのボランティア活動、やっていきましょう。
我々が少しだけ節エネルギーすれば、被災者の方々がほんの少しだけ暮らしやすくなる。

 

暖房切って、寒くなったら腹筋、腹筋。
それを共有してください。 「+0.01 for Japan × 10ミリオンプロジェクト#10mpnow」

 

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▲土砂除去、街頭募金と連日ボランティアに参加した大橋ヘッドコーチ(ともに左端) (事務局掲載)

 

2011年03月15日

Gulls for Tohoku/+0.01 for Japan

大震災が起こってから5日間、歯がゆい時間が過ぎていきます。
甚大な被害に関する情報を見聞きしながら、何もできない無力さを痛感しています。
おそらく、気持ちを同じくする方も多いでしょう。

 

しかしながら、押っ取り刀で駆けつけたとしても、プロの方々の邪魔になるばかり。
逆に大事な物資を消費する側にまわってしまいかねません。

 

そこで、「今」我々ができることはないかと考え、

もっとも相応しいのが義援金集めではないかと、アクションを始めることにしました

(→こちら。詳細は追ってお知らせします)。

 

必ず東北は復興のフェーズに入ります。
その時に向けて、

持ち得る限りのネットワーク・絆を使って義援金を募ろうという考えです。


本来は、フットボールチームが音頭をとってやることではないのかも知れません。
ただ、我々はオービックシーガルズを中心とした、

ネットワークの広さ、絆の強さをよくよく実感しています。

それを活用させていただこうというわけです。

 

今回の義援金活動は、「Gulls for Tohoku」とネーミングします。
これは、常にオービックシーガルズを熱烈応援してくださっている、
遠山 淳さん(Twitterアカウント:jun1220さん)が発信してくださったフレーズです。


ファンの皆さんが、「オービックシーガルズ、なんかアクションは無いの?」

と後押ししてくださったと思ってます。

 

もちろん、選手たちも鉄火肌の連中が多いので、ひと肌脱ぎたいモードに入っています。
そのエネルギーを一つにまとめるべく、

#90市川選手にこの活動の実行委員長になってもらいました

(彼のご実家は仙台。被災地にご家族がいます)。


チーム一丸となって「Gulls for Tohoku」を進めていきます。

 

また、募金活動以外の我々らしいアクションもしていきたいと考え、
+0.01 for Japan」を始めたいと思います。

 

これは、困難下にある日本のために、
ちょっと努力し、それを皆で共有していこうというものです。

 

24時間の0.01は14分24秒。
そのくらいの時間を、節エネルギーに費やしてみませんか?
電気を少し消す、テレビを見ない時間をつくる、いつもより早く寝る、歩く、
いろいろあると思います。


今後「10ミリオンプロジェクト #10mpnow」同様、

タイムリーに皆さんと共有していきたいと思ってます。

 

「世の中を元気にしたい!」がオービックシーガルズのテーマ。
元気にする側がしおれてはいられません。


遠くない将来、東北の皆さんに我々の試合を見て燃えてもらいたい。
その「未来」に向けて、「今」できることをやっていきます。

 

かつてのゲームのときと同様、共に戦いましょう。
皆で「Gulls for Tohoku」「+0.01 for Japan」広げていきましょう。

 

2011年03月12日

We are!

未曾有の大震災、皆さんそれぞれ大変な経験をされていることと思います。
なによりも、皆さんのご無事を祈るばかりです。

 

オービックシーガルズは、選手・スタッフ・チア全てのメンバー、
無事が確認できました。

 

特に、仙台市在住の#85萩山選手の安否が気にかかっていたのですが、
今朝ほど、ご実家を通じて元気であることが判明しました。
ご心配いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

 

今もなお、余震は続き予断は許さない状況です。
何とぞ、安全確保いただき、ご自愛いただくようお願い申し上げます。

 

常々、我々を気にかけていただいている皆さん全てがシーガルズだ、
「We are Seagulls」ということを言ってまいりました。
互いに助け合って、励ましあって、この難局に対処していきましょう!

 

難渋している方々がいれば、できる限りのサポートを。
こんな時です、いつでも「We are!」のマインドでやっていきましょう。

 

2011年02月27日

vs.KOREA

第4回アメリカンフットボールW杯予選、
第1回アジア選手権、韓国との戦いに勝利しました。
応援いただいた皆さん、ありがとうございました。

 

これによって、日本代表は今年7月に行われるオーストリア大会に進出が決まりました。
同リーグには、開催国オーストリア、なぜか因縁のフランス、初出場の強豪カナダ。
戦い甲斐のあるリーグです。
これらのチームを蹴散らして、決勝戦ではアメリカを倒す。
熱くなるチャレンジです。

 

今の代表チームは、ノートルダムジャパンボウル、ジャーマンジャパンボウルと、
2つの国際試合を経て、複数年かけて育んできたチーム。
今回のゲームでも、「チーム」として機能していたように思います。

 

韓国チームもしっかりした準備で臨んできたゲームだったと思いますが、
我々も負けず劣らずの下ごしらえを施して挑んだゲーム。
多少の粗さはあったものの、皆が「チーム」としてフォローしあい、
最初から最後まで貪欲にプレーし続けることができました。
本戦に向けて、非常に良い経験を積んだと感じてます。

 

さて少し、韓国チームの話をします。
韓国におけるフットボール事情は、
日本におけるそれと比べても、なかなか厳しい状況下にあります。

 

プレーをしている多くの選手が大学からフットボールを始める訳ですが、
周知の通り、韓国の受験戦争はすさまじいものがあり、
大学入学者のほとんどが高校時代にスポーツと縁がなかったと聞いています。
野球やサッカーで活躍する韓国選手とは育ってきた環境が全く違う、ということですね。

 

もちろん、バックアップ・サポートにしても潤沢ではありません。
そんな中でも、フットボールが好きで好きでという方達が集まって、
チームを結成し、国際試合に乗り込んで来る。
並々ならぬ努力あってこそのことだと思います。頭が下がります。

 

我々はその彼らの情熱の分も、背負って戦わなくてはなりません。
アジアの代表が、本場アメリカを倒す。
これぞ痛快というものです。
やりましょう。

 

2011年02月11日

2011 Japan

スーパーボウルでは、緊迫のゲームを名門グリーンベイ・パッカーズが制し、
NFLも閉幕。フットボールもシーズンエンドとなりました。

 

と思いきや、2011Japanはどこよりも早くシーズンイン。
既に4回の練習を実施しています。

 

今年は第4回ワールドカップにおける優勝を目指してのチームづくり。
一段と力が入ります。

なんせ、第1回・第2回大会は優勝でしたが、第3回は準優勝。
何としても倒したかった相手、アメリカに惜敗という悔しい結果に終わっていますから。

 

Japanが本格的に国際大会に参戦したのが、1999年の第1回イタリア大会。
その時から、いつかこの場にアメリカチームを引っ張りだし、
本場アメリカチームを倒す!
そんな思いを関係者一同強く思ってきました。
しかしながら、

2007年川崎大会でそのチャンスを得ながら惜しいところで逃してしまいました・・・。

 

だからこそ、今回は何としてもアメリカチームを倒したい。
その意気込みが強いワケです。


とはいえ、今大会は過去最大の8チームでの大会となり、強豪カナダの参戦も決定。
試合日程も中一日での強行軍とアメリカ戦にたどり着くまでの道も、
かなり険しい道程になりそうです。

 

そして、まずは目の前に迫った韓国戦に勝利して

アジア代表の座を射止めなければなりません。


韓国チームは、甲南大学福田HCを代表チームにHCとして招聘、
他にも優秀な日本人コーチが韓国チームのコーチングスタッフとして参戦します。
また、日本の大学・Xリーグでプレーしている韓国人プレーヤーもチーム帯同、
我がオービックシーガルズのTE#95韓高志選手もその一人です。

 

最大限の取り組みをしてチームの充実を図る韓国チーム。
こちらも最大限の準備をしてかからなければなりません。


皆さんも是非2/26には川崎に日本代表を応援に来てください。
今回のワールドカップはオーストリアでの開催ですから、
2011Japanの試合を国内で見られるのは最後かもしれませんので!

 

オービックシーガルズから代表候補に選出された選手は、
皆、好調です。
最終選考に残るべく、必死に戦っています。
私も彼らに負けないよう、闘志燃やしていきます。

 

では、これから3日間合宿@立命館大学琵琶湖キャンパスへ行ってきます!

 

Japan情報、2/26(土)日韓戦情報(日本アメリカンフットボール協会ホームページ)

W杯前回大会(2007年川崎)公式サイト

 

 

 

 

2011年01月04日

We won!

ライスボウルを制し、念願の日本一の座に。
参戦、ありがとうございました。
そして、おめでとうございます。

 

立命館さんは、しっかりと準備をした上で戦いに臨んできており、
決して楽な試合ではありませんでした。
特に最後まであきらめずにプレーする姿勢は、素晴らしかったと思います。

 

思えば、2010シーズンは、強いチームとギリギリの攻防を繰り広げることで、
随分と成長させてもらいました。
強敵であればこそ、我々を進化させてくれる。
立命館さんとの試合も、我々に多くを学ばせてくれると考えています。

 

さてさて、皆さんとつくりあげ、一段一段登ってきたシーズンも終了です。
勝って終了ということで、最高の終わり方ではあるのですが、
なんともいえず、寂しい感じもします。
お祭りが終わる、あの感じ。

 

それもこれも、皆さんと、お祭り的な、エネルギー満載の空間を共有してきたからですね。
改めて、皆で勝ちとった日本一を実感します。

ですから"We" won!です。

ホント、おめでとうございます!

 

2011はどんなチームになっていくのか。
それは、これからどんなあがきをするかで決まり、変わるハナシ。
また、振り出しに戻る、です。


ただ、皆さんとのつながりはゼロリセットされるものではありません。
これからも、皆さんはオービックシーガルズの一員なのです。

 

次の参戦に備えて、じっくり充電お願いします。
2010シーズンの参戦、ありがとうございました!

 

2011年01月01日

New year's day

2011年が明けました。
今年はシーズン継続のまま年越し。
フットボールに関わるものとしては、最良の年末年始です。

 

古来「一年の計は元旦にあり」と言われるように、1/1は物事の始まりの日。
全てを新たにスタートをきる日でもあります。

 

ですが、我々は目標に向かってのプロセスの中。
未だ高みに向かって足掻き続けている真っ最中です。
過去を振り返ることも、未来に思いを馳せることもありません。
「今」があるのみです。

 

1/3は、多くの方々が2010シーズンの集大成として、
本気の参戦をしていただけることと思います。
観戦ではなく。

 

必ず、皆で勝利を勝ち獲って、皆で喜びを分かち合いましょう。
そして、祝いましょう。

 

東京ドームで、
「ありがとうございます」という感謝の言葉だけでなく、
共に戦いを勝ち抜いた皆さんへ、「おめでとうございます」を贈りたい。
ですから、お決まりの新年のご挨拶はやめておきます。

 

2011.1.3 ライスボウル。もうすぐやってきます。

 

2010年12月21日

Believe

物事を信じる力は強い。

 

時として、信じ難いパワーを発揮することもあります。
それが、集団となるとなおさらです。

今日のゲームほど、そのことを実感したことはありません。

 

どんな劣勢になっても、フィールドにいる選手だけでなく、
サイドラインにいる選手・スタッフも、
スタンドにいる皆さんも、
「最後には勝つ」と思っていたのですから。

 

試合後に、幾人かのスタンドにいた人たちと話をしました。
皆、口をそろえて「なぜか負ける気がしなかった」。

そんな思い、念が選手に届かないはずはありません。


オービックシーガルズ側の空間すべてが、
「最後には勝つ」を信じる空間になっていたこと、
大きな勝因です。

 

もちろん、一朝一夕にそのような状態になるはずがありません。
それは、多くの皆さんが、
今シーズンの我々のあがきや、
そこからの成長を見てきていただいたからこそ。

 

巻き込まれて、見守って、共に戦って、
「コイツら、ちっとは粘っこいチームになってきたな」
と感じていただいたからこそ。

 

ですから、心より言わせていただきます。
一緒に戦ってきてくださって、ありがとうございます。
勝利を分かち合えて、最高です。

 

さてさて、と言いながら来年のことを考えるタイミングが来てしまいました。
1/3に再燃、完全燃焼するために、急いでエネルギー注入しましょう。
そして、今シーズン最後のゲームを共に戦い、とことん楽しみましょう。

 

2010年12月19日

Our Time

2010オービックシーガルズのスローガンは"Our Time"。

 

昨シーズンまでは、選手を鼓舞するための、

いわばインナー向け意味合いの強いスローガンをつくってきました。

 

しかし、今年は違います。

初めてファンの皆さんも含めて共有できるスローガンをということで、
"Our Time"を掲げました。

 

ただ勝つためでなく、勝ちきるために、

力になるものは全て味方につけよう、
より一層進化しよう、
という決意のもとに、

ファンの皆さんをさらにさらに、巻き込むことにさせていただきました。

 

そして、今。

皆さん、快く巻き込まれてくださって、本当にありがとうございます。
これから巻き込まれようとしてくださってる方々にも、感謝です。

 

皆さんと一丸となって各試合を"Our Time"にしてきたからこその、ボウルゲーム。

明日も東京ドームでの時間を、空間を"Our Time"に。
試合終了がもったいないと思えるような"Our Time"を。

 

共に完全燃焼しましょう。

来年のことは・・・燃え尽きてから燃料注入しても大丈夫。

 

JXB is "Our Time"!

 

2010年12月05日

Concentration

フットボールで最も大事なことの一つにExecution(遂行すること)がありますが、
それを実現するには、強い集中力が大切。
しかも、フィールドにいる11人全員が集中することが必要になります。

 

ただ、時にゲームは3時間を超えることもあり、集中力を維持し続けることは難しい。
ゲームというものをひとくくりに考えてしまうと、そうなってしまいます。
フットボールのゲームは、1プレーの積み重ねであり、集合体。
ですから、1プレーに集中しきれればいいのです。

 

言うは易し。
ゲームでは、大きなミスが起こったり、

相手にビッグプレーが出たり、

イケルと思わせる状況になったり、
集中をかき乱すようなことばかりが起こります。
目の前のプレーのことだけを考えていれば良いのですが、

「こんな状況だからこうしなければ」
ということがしばしば顔をだします。
これにやられないようにしなければなりません。

 

集中するということは、他のことを断ち切ること。
断ち切ることが難しいんですね。

 

今日のゲームは、わずかに残った可能性をなんとかもぎ獲り、勝利できたゲーム。
ゲームの終盤に、選手達のもの凄い集中力を見たゲームでした。

 

ゲームオーバー寸前に追いついたオフェンスのドライブ、
タイブレークでのオフェンスのTDシリーズ、
最後インターセプトで締めくくったディフェンスの3プレー、
いずれの場面でも、

過去のことや未来のことに捕われている選手はいなかったように思います。


ただただ、1プレーを完成させること、それに集中していました。
フィールドにいる選手だけではなく、サイドラインにいる選手・スタッフ全て。

(おそらく、応援してくださっていた皆さんも、

1プレーにのめり込んで他のことは考えていなかったのではないでしょうか?)

 

いずれにせよ、 凄みのある集中力を見せた選手を誇りに思えるゲームでした。

 

次戦は、いよいよ社会人王座決定戦。
この舞台までたどり着くにあたって、

どれほど皆さんの応援に助けられたかわかりません。
本当に感謝しています。


だからこそ、勝ちきることで皆さんへの恩返しとしたいと思います。
12/20東京ドームで。

 

2010年11月24日

Make It Happen

15分×4クォーターのゲームですと、

総プレー数が150プレーに達することもあります。


そのプレー数を戦い抜く体力・精神力が不可欠になってくる訳ですが、
ゲームを決定づけてしまうのは、その内の数プレー、
時にはたった1プレーだったりするので、ペース配分などできません。
全プレー、全力です。

 

先日のゲームでは、ゲームを決定づけるような1プレーが随所に見られました。
#83清水のキャッチ&ランでのTD、

#21杉原・#7木下の相手を振り切る独走TD、

#14藤本のインターセプトなどなど。

 

#16三宅が相手FGをブロックし、ボールを拾い上げリターンしながらボールをトス、
トスを受けた#14藤本が独走TDを決めたプレーや、
ゴール前でDL#92紀平がインターセプトリターンTDを決めたプレーは

そうそう見られない、超ビッグプレー。素晴らしい1プレーでした。

 

一方、相手チームも#3サンプル選手のキックオフリターンTD、

#8崔選手の見事なコントロールキックなど、
ビッグプレーを繰り出してきました。

 

それらのプレーは、150プレーのなかの1プレーではなく、1/1のプレー。
1プレーに全身全霊をつぎ込んだからこそ、

何かを起こしてやろうをいう強い気持ちがあってこそのプレーです。

 

ゲームをつくっているのは、1プレー。
1プレーをつくっているのは、一人一人のプレーヤー、スタッフ、

そして応援してくれる皆さん。

 

1プレーは重い。1プレーで全てを変えられる。
だから、常に、何かを起こせる、何かを起こしてみせる、

という思いを込めてプレーしていきます。


待ちや受けの姿勢ではなく、獲りにいく。
そんなゲームを、ファイナルステージでやり抜きます。やり抜きましょう。

 

Make It Happen!

 

2010年11月08日

Away

神戸・王子スタジアムでのStage2/Game#1。
Xリーグでは数少ない、アウェーのゲームでした。

 

オービックシーガルズのHPに、寄稿してくれているコーチTKのブログで、
なかなかに過酷な本場のアウェイ現状がセキララに語られています。
Xリーグでは、公共のフィールドで戦うというこもあり、
かなりの公平感の中で戦わせてもらっていますが、いつもと勝手が違うことは否めません。

 

いつもとは違う練習場での調整、宿泊先での試合準備、馴染みのないフィールドなどなど。
知らず知らずの内に出来上がってしまっているルーティンから脱却して、
集中できるようにアジャストしていくのは、意外に難しいものです。

ですから、ついつい最善のコンディションを求めてワガママを言ってしまいます・・・。
そんなワガママをがっちり受け止めて、

奔走・協力してくれる方達には本当に感謝、です。

 

最高のステイ先をいつも先回りして押さえに走ってくれる、旅行代理店の間瀬さん、
千葉ー神戸の長距離をモノともせず、機材を搬送、セットしてくれるルートワンの皆さん、
大人数を受け入れてくださり、必勝祈念の寄せ書きまでくださったマイステイズインの方々、
練習グラウンドを貸してくださった、追手門学院大学さん、関西大学さん、
今回も、いろいろなところで、いろいろな人々にお世話になりました。

ありがとうございました。

 

そして、試合会場では大勢のファンの皆さんが、スタンドを埋めてくださいました。
闘い慣れない神戸の地でも、

オービックシーガルズのファンがスタンドから熱気を送ってくれるー
どれだけ心強かったことか。
関西のファンの皆さん、関東から駆けつけてくださった皆さん、

ありがとうございました。

 

いずれにしましても、本当にオービックシーガルズは、
たくさんの様々な方々の想いに支えられていると実感したアウェーのゲームでした。

そう思うと、アウェーも悪くない。
もっと増えても良いかなと、無責任に考えたりしています

(勘弁してくれの声が諸方面からきこえてきそうですが)。

 

次は、Stage2/Game#2。IBMビッグブルーとの対戦です。
試合を重ねるごとにどんどん強くなっている、勢いのあるチームです。強敵です。

 

ただ、ホームでもアウェーでも、我々がやることは一つ。
1プレー全力完結。これしかありません。
関東の港町、横浜でもエンジンフル回転で戦い抜きます。
是非、パワー注入に来てください。

 

2010年10月25日

Booster

ブースター→支援者・後援者・熱狂的支持者の意ですが、
他にも、昇圧機・増幅器・加圧ポンプなどを現すコトバでもあります。

 

我々にとって、応援してくださる皆さん-ブースターの皆さんは、
加熱装置、いや、魂注入ユニットとでもいいますか、
エネルギーをPump upしてくれる存在です。

 

昨日の試合では、確実に皆さんの力が、我々を後押しし、
勝利をもぎとることができました。
特に、オフェンス・ディフェンスの最後のシリーズは、
背中にもの凄い熱気を感じながらやっておりました。
その熱気が、フィールドにいる選手を動かさない訳がありません。

 

試合後、フットボールを熟知するある方から、
「オービックシーガルズの応援には、自然に湧き出てくるパワーがある。
ファンも皆、フットボールの何たるかを良く知っている。
アメリカでのホームゲームを彷彿とさせる」
とお話をいただきました。
全く同感です。

 

いつも我々と一緒に本気で戦ってくださって、本当に感謝しています。
素晴らしい対戦相手との激しいせめぎ合いを、
素晴らしいブースターのもとで、
最後の最後のまで戦い抜けたことを格別に思います。
ありがとうございました。

 

次戦は、神戸・王子スタジアムでの文字通りアウェーのゲームです。
とはいえ、満を持して駆けつけてくださる関西のファンの方々もいっらしゃるでしょうし、
はるばる関東から足を運んでくださる方々もいらっしゃるはずです(よね?)。
そして、常に念を送ってくださる方々も。

 

我々は、いつもと同じ、ブースターの皆さんの存在を感じながら戦ってきます。

 

2010年10月20日

執着心

個人的には物事に執着したり、こだわりすぎたりすることはあまり好きではありません。

ただ、「ゲームに勝利すること」は別。これだけは。

みっともないくらい、執着します。

 

"Wining is not everything,It is the only thing"という有名なコトバがあります。

私は、「勝つこと以外何の価値も無い」と意訳してますが、まさしくその通り。

全ての取り組みは勝つために必死にやるからこそ、意味があるのです。

 

勝利に執着しよう!勝ちにこだわろう!と、ただただ唱えていてもそうはなりません。

勝つために、まさしく身を削って、あがいて、ジタバタしてこそ、執着心は生まれます。

心も体も痛めつけられた記憶があるから、こだわりが強くなるのだと思います。

 

さて、我々は今シーズン勝ちきるために、

年が明ける前から考え、会話し、チームをつくってきました。

まだ寒さ厳しい頃から体を痛めつけ、酷暑の中でも、走り込んできました。

シーズンに入ってからも、まだやれる、まだまだ登れると互いを叱咤してきました。

その泥臭いあがきの分だけ、執着心が培われていると思っています。

 

もう一つ、我々の執着心を強くしてくれるものが、皆さんの応援です。

「勝利」がほしいのは自分達だけではない、

こんなにも多くの方々が、本気で「勝利」を目指している、

そのことを肌で感じるたびに、どうしても!というこだわりが強固になっていきます。

 

先般、「誠」と書いたサインボードを手に応援してくださるご家族がいらっしゃいました。

また、那奈ちゃん、寧々ちゃんという2人の可愛らしい、小さなファンから、

一緒に撮った写真をプレゼントされました。

ホントにありがたいことです。

サインボード、写真ともグラウンドに置いてあり、

それを見るたびに「勝利」への執着心がギュッと固まっていく感じです。

 

次戦は、リーグ優勝を決める天王山。

対戦相手は強豪、富士通フロンティアーズ。難敵です。

さらにさらに執着心を強くするために、まだまだ我々はあがき続けます。

万事を尽くして・・・とは言いません。試合が終わるまでジタバタします。

 

皆さんも、熱い熱い応援をよろしくお願いいたします。

 

追:那奈ちゃん、寧々ちゃんから、

「ライスボウルで応援したい!」とメッセージもらいました。

心地よいプレッシャーいただきました。

 

2010年10月02日

モメンタム

フットボールのゲームにおいてモメンタムを摑むことがいかに大事かー。
言い尽くされたことでありますが、なかなかに難しいことであります。

 

モメンタムを直訳すると、「勢い」「はずみ」ということになるのですが、
ゲームにおける「良い流れ」というのがわかりやすいところかと思います。

 

元々、ゲームにはシナリオがある訳ではないので、「流れ」というモノが、
どこかに存在する訳ではありません。

それは、フィールドに存在する皆で創りだしている部分がほとんどです。

 

1プレー、1プレーは独立しているもので、良いプレーも悪いプレーも、
それぞれひとつのプレー。
流れでつながっているものではありません。
ただ、心理的に良い方向へノッていけたり、悪かったことを引きずってしまったりで、
結果として「流れ」をつくっていってしまうのです。

 

私は、「流れ」などというものに期待せず、1プレーを完結させ続けることこそが、
最良だと思っています。
それには、事象・状況・環境などに左右されない、強い強い心が必要になります。

 

さて、直近の2試合ですが、
明治安田パイレーツ戦においては、
もう一つ悪い「流れ」を断ち切ることができなかったように思います。
勝利できたことは素晴らしかったですが、1プレーへかける気迫が足らなかった。
自身のプライドに立ち返るよりも、相手チームのことを意識する場面も多かった。
一方、本日の日本ユニシスBULLS戦では、
1プレー完結の心意気がチーム全体にあった実感があります。

 

これからも「流れ」に左右されない、ホンモノの集中力を持ったチームを目指して、
精進していきたいと思います。
ですから、皆さんも我々が苦境の時こそ、我々を覚醒させる応援をお願いします。
相手チームにフォーカスするのではなく、オービックシーガルズに皆が気持ちを集中させる。
それこそ、「OUR TIME」ですね。

 

まだまだ、シーズンは端緒についたばかり。
これからも、オービックシーガルズの成長を楽しみにして下さい。

 

2010年09月08日

感謝!の初戦

昨9月7日、千葉マリンスタジアムで2010シーズン初戦を戦いました。
内容はというと、まだまだ精度も低く、特にスタートダッシュには課題が残りました。
ただ、随所に選手の個性が光るプレーもあり、悲観材料ばかりではありません。

それにしても、スタンドの熱気は凄かったですね。
公式発表の倍ほどもいらっしゃるんじゃないかという、応援のエネルギー。
本当に我々のパワーとなりました。

千葉でのホームゲームを一緒に創りあげようと事前に協力してくださった皆さん、
何よりも、昨晩スタジアムまでお運びいただいた皆さんに心から感謝、です。
世の中のモヤモヤなんぞ何もカンケー無い!という特別な空間がありました。

試合後にも選手に温かい言葉、激励をいただき、重ねて感謝します。
応援いただいている実感とその重さを、一同感じたことと思います。
もっと精進して、「写真お願いします」「サインください」と言われるようになろう!
と決意を新たにした選手もいたでしょう。

こうした皆さんの関心が、想いが、我々を成長させてくれます。
様々なことを肌感覚で実感できた一日でした。

初めてアメリカンフットボールを観戦いただいた方も多かったかと思います。
そんな方は、どんな印象を持たれたでしょうか?
「よくわからないことも多いけど、迫力あって面白いじゃない」
と感じていただければうれしいのですが。
今回をきっかけによりアメリカンフットボールを知っていただき、ハマってください。
お手伝いはオービックシーガルズがさせていただきます。

これから川崎4連戦。
続けての応援、何とぞよろしくお願いいたします。
試合ごとに、ワクワク倍増のゲームをお見せします。 

2010年09月04日

いざ開幕!

いよいよ今週末、Xリーグ2010シーズンが開幕、
我らオービックシーガルズも9/7に初戦を戦います。

昨年に引き続き、我々の開幕戦は活動拠点である千葉マリンスタジアム。
元来、ホーム&アウェイという概念の無いXリーグにおいて、
ホームゲームを実施してみようという、先駆けチャレンジです。

2009はまずやれるものかどうかやってみよう、というスタート。
多くのファンの方にとっては遠方でのナイターでしたが、
それでも、熱心な皆さんが千葉・幕張の地まで足を運んでくださいました。
そこに勇気づけられての2010。
本年は海浜幕張駅を中心にビラ配りやポスター掲示など、
より多くの方々に観戦いただこうと積極的に動いてきました。

特筆すべきは、順天堂大学蹴球部皆さんの心強いご協力です。
ひょんなご縁からビラ配りのご協力をいただくことになった訳ですが、
まず手助けする条件が、「お前ら本気か?」でした。
本気でやるならこっちも本気で手伝おう、中途半端な想いなら協力なんてしきれない。
これはグッときますね。頭をガツンとやられた感じです。

順天堂蹴球部の吉村監督は、
「サッカーだけやっているより、様々なことで汗を流した方が人として成長する。
人として成長すれば自ずと選手として成長する。」とおっしゃているそうです。
だからこそ、今回のビラ配りにも選手の皆さんを送り出してくださいました。
それが、本気でなけりゃあ成長も何も無いということなんでしょう。

本気の連鎖で何でも面白くしていこう!がオービックシーガルズの真骨頂。
選手もスタッフも順天堂大学蹴球部さんに刺激されて、本気のビラ配りをしてました。
(即席ダンスチームまで結成してやっておったのは、いかにもらしい・・・)
ワクワクする時間と空間を自分達で創りだしていこうってことです。

ただならぬ思い入れのあるこの開幕戦。
我々自身も、観客の皆さんもワクワクし通しのゲームにしたいと思ってます。
是非是非、千葉マリンスタジアムまでワクワクを共有しにいらっしゃってください。
チームは今、エネルギー満タンです。

2010年08月20日

Summer Season Challenge

残暑といいますか、まだまだ猛暑が続きますね。
我がオービックの選手でもぐったりしてしまいそうな陽気ですが、
そんなことをものともしない、元気な集団と出会ってきました。

昨日(8/19)、ジェフユナイテッド市原・千葉さん(以下JEFさん)と共に、
サッカー&フラッグフットボール教室を実施したんです。
小学生160人余りのパワーにさらされ、勝手にエネルギーの出るひとときでした。

参加者は皆、普段サッカーをしている子供達。
お目当ては、Jリーガーに会ったり、JEFさんのコーチやユースの選手に
サッカーを教えてもらうことです。
ですから、最初のサッカー教室からエンジン全開。
これじゃあ、フラッグフットボールの時間には皆ヘロヘロなんだろうなと思ってましたが、
なんのその。小学生の体力は侮れません。

学年別で、フラッグとり対決・パスキャッチ・ゲームなどを一時間ほど実施。
その間、小学生は走りまくりの跳ねまくりの叫びまくり。
無尽蔵の体力です。
当日は、我々コーチ・選手に加えて
7人のジュニアシーガルズのメンバーも駆けつけて手伝ってくれました。
フラッグフットボールなら彼らの方が詳しい!ホントに感謝です。
おかげで、最後には参加した皆が「楽しかった!」と言ってくれました。

Jリーガーの大人気同様、我がオービックシーガルズの選手の人気もなかなか。
筋肉好きは古庄選手へ、目線が同じ(物理的な高さ)で安心感重視なら渡辺選手・須賀選手へ、
怖いながらも好奇心の強い子はKJに群がってましたかね。

そしてイベントのあと、JEFさんスタッフ・コーチ皆さんとお話する貴重な機会がありました。
特に江尻監督とのお話は強く印象に残りました。

江尻監督は練習スケジュールやメニューを事前に知らせることをしないそうです。
急に休日を入れたり、Jリーグでは異例の2時間半練習をしたり。
ゲームで起こることは予想できない、だから予想できる環境下でサッカーはしない。
その中で、対応力を身につけさせたいとおっしゃっていました。

この夏、オービックシーガルズが取り組んできたこともまさにそれだったんです。
初めてのスーパーサーキットトレーニング、
異例の勝浦トレーニングキャンプ、
メニュー内容・開始時間がバラバラの習志野キャンプ。
今まで、我々がチームとしてもっていたパターンを崩しに崩して、
自分達で設定してしまいがちな相場感、限界値をぶち壊してしまうべくやってきました。

どんな状況下でも、自身のやるべきことを認識し、それをやり遂げるチカラ。
確固たるファンダメンタルをモノにする。
これが我々のSummer Season Challengeです。

日中は、小学生のエネルギーに触発され、
夜には、江尻監督の考えに多いに共感しつつ、競争心をくすぐられた、
まさにワクワクした一日でした。

参加してくれた小学生の皆さん、お子さんをお連れくださった保護者の皆さん、
協力してくださったJEFの皆さん、駆けつけてくれたジュニアシーガルズのみんな、
本当にありがとうございました。
9/7(火)開幕戦 @千葉マリンスタジアム、応援待ってますよ!

2010年07月29日

鴎道場in北海道

先週末、北海道の地で「鴎道場」を行ってきました。
とにかく、素晴らしい熱気でした。

1日目をミーティング、2日目を実技に当てたのですが、
前日ミーティングで各ポジション練習の目的や注意点をレクチャーしていたことで、
実技での吸収・成長が非常に早かったと思います。
クリニックで変化を感じてもらうという意味では、なかなか良いやり方ですね。
今後のクリニックでも応用できそうです。

システムに関してのレクチャーは、私と新生OCが担当したのですが、
もう少しディスカッションできれば、もっと面白かったかな?と感じています。
ただ、会場には今シーズンのライバル同士が集結していますので、
手の内をさらしてのディスカッションが難しいというのも事実です。
この辺り、解決策を考えてさらに工夫していきたいところです。
(そうしないと、自分が行く理由がなくなってしまう・・・、この時期の北海道、最高です。)

今回最も感動したのは、集客や参加費集めを始めとし、
運営の多くを参加者である学生が主導で行ったということです。
そもそも、クリニックの開催も協会主導ではなく、現場からの声で動き出したと聞いています。

その現場の心意気を、北海道でフットボールに携わっている方たちが、
何とかカタチにするようサポートなさっている。
そこには、誰がどこに所属しているかなんていう垣根は一切なし。
想いのある人間が、自然に行動されている。
何とも気持ちの良い空間が存在していました。

何かを成したい人間が、自主的に行動し、周囲を巻き込んでいく。
言うは易し、行うは難し。
北海道の皆さんには、頭が下がります。

翻って、我々はどうなのか。
もっと、Xリーグのチーム同士でできることは?
学生のチームや学生協会とともに取り組めることは?
慣例にとらわれず、今後も行動していこうと思います。
 
北海道の皆さん、多くの気づきを本当にありがとうございました。
また、会えることを楽しみにしています。
皆さんが、「こんな凄いチームにクリニックしてもらった」と
自慢できるよう、 精進して結果出します。

2010年07月20日

Season in the sun

2週間ばかりのオフを経て、再度チームでの練習が始まりました。
 それにしても、暑い。フィジカル・メンタル鍛えるには良い感じになってます
(選手のゲンナリした顔が浮かびますが)。
 
早速、「Super Circuit」と名付けた新メニューをデビューさせ、
文字通り追い込んだ週末を過ごしました。
どんなことをやったか、興味引かれるところだと思いますが、秘密です。
 
あ、でもそれほど理不尽に辛くは無いですよ。
オービックシーガルズ入団を目指す皆さん、安心してください。
 
また、今週末は「鴎道場」開催しました。
関東圏の大学生を中心に、ポジションの基本をレクチャーするクリニックですが、
選手が中心となってメニューを考え、レクチャー方法を段取りし、実施するというもの。
原則コーチ陣はノータッチです。 
 
そこに参加が見学者合わせてなんと439名!
東北・北陸・関西からも駆けつけてくれた学生もいました。
我々のクリニックにそこまで価値を感じてもらえること、本当にありがたいです。
 
参加者皆さんの期待が大きいだけに、身の引き締まる思いでしたが、
選手がしっかりエネルギー出し切ってくれたので、
なかなか良いクリニックになったのではないかと思っています。
 
選手たちも、レクチャーすることで自身のファンダメンタルを再確認できましたし、
何よりも一所懸命な参加者と触れることで、パワーをもらいました。
我々の方が得るものが大きかったのではないでしょうか。
参加者の皆さんには心から感謝です。
 
そしてそして、「鴎道場」の後、
 同じ千葉を拠点としているよしみで何かと協同させていただいている
ジェフユナイテッド市原・千葉さんよりチーム皆をご招待いただき、
コンサドーレ札幌を本拠地に迎えての公式戦を観戦しました。
 
フクダ電子アリーナ、揺れてました。
15,000人くらい入っていたと思いますが、ほぼ満席に見えました。
そして7割の人が黄色!
3割くらいの人が常にジャンプで縦ノリ!
パワフルでした。
 
盛り上がってるー!これなら日曜の夕方潰してきても満足できるんだろうな。
引き比べてXリーグはどうなんだろう。
こんな風に観客の皆の顔を上気させられてるか?
色んなことを考えさせられました。
選手の意識にもきっと火をつけたと思います。
 
何にせよ、刺激の多い、盛りだくさんの夏シーズンスタートとなりました。
オービックシーガルズ、うっとしいほど熱くいけそうです。

2010年07月02日

Pearl Bowl

残念ながら、13-15で敗退。春シーズン目標のパールボウル制覇は成りませんでした。
 
応援していただいた皆さん、申し訳ありません。熱い声援ありがとうございました。
特に、東京ドームにお運びいただいた皆さん、
波動のようなエネルギーを送っていただいたこと、本当に感謝いたします。
 
これからチームは、秋のシーズンに向けてさらなる進化を誓ってチームを創っていきます。
こんなところでヘタっている暇というか、余裕はありません。
 
チームが掲げてきた、選手主役・ワクワクするフットボール、揺るぎません。
これこそが、勝ちきる道だと信じてきましたし、今もそうです。
 
応援いただいている皆さんと勝利を分かち合えず、忸怩たる思いは拭えませんが、
留まって成さざれば、成るはずも無し。
さっそく、オービックシーガルズはあがきはじめます。
 
何とぞ我々を信じて、引き続き応援よろしくお願いいたします。
春シーズンを通して、心からの応援ありがとうございました。

2010年06月30日

Bowl Game

明日、我々はパールボウルを戦います。非常にうれしく、光栄に思っています。
 
日本には「Bowl」を冠するビッグゲームがとても少なく、
大観客に見守られての試合を経験できる機会も稀です。
そんな中、今春も我々はボウルゲームを経験します。本当にありがたいことです。
 
ファンの皆さんは12人目のプレーヤーだ、などということがありますが、
これはファンの皆さんへのリップサービスではありません。
 
ファンの皆さんの熱気は確実にフィールドのプレーヤーに伝播します。
それが大きければ大きいほど影響力はあがります。
選手はフィールドで皆さんのエネルギーを「感じて」います。
ボウルゲームでは、そのエネルギーの大きさ・強さが格別です。
 
明日のゲームでは、その受け取ったエネルギーをどうパフォーマンスにつなげていくのか。
本当にワクワクします。
 
一期一会の2010.34th Pearl Bowl。
Kick OffからTime Upまで、「OUR TIME」にできるよう、魂込めてプレーします。
 
ぜひぜひ、我々にエネルギーを与えるべく、東京ドームにご来場ください。
そして、ともに「OUR TIME」を創りあげ、体感しましょう。
 

2010年06月17日

Execution

パールボウルトーナメント、セミファイナルに勝利しました。
いよいよファイナルです。
川崎球場で熱気あふれる応援をいただいた皆さん、
HPなど通じて念を送っていただいた皆さん、本当にありがとうございました。
 
さて、つい昨晩サッカーのワールドカップ、スペインvs.スイスを観ておりました。
仕事をしながらの観戦でしたので、初盤の細かい部分はあまり観れてないのですが、
試合展開が面白かったので最後は完全に見入ってしまいました。
 
スペインはFIFAランキング2位の強豪で、欧州予選でも負け知らずの優勝候補。
一方のスイスは堅守で知られるもののFIFA24位のチーム。
多くのサッカーファンがスペインの華麗なゴールショーを期待していました。
ところが、結果は1-0でスイスが勝利。大波乱の試合となりました。
 
僕自身は滅多に観られないアップセットになりそうだから、
試合にのめり込んだ訳ではありません。
スイスチームの徹底したプレーぶりに感心したからです。
彼らは、とにかく自ペナルティーエリアにボールを入れない、
はね返すということを愚直なまでに繰り返していました。
その集中力と持続力の凄さたるや・・・。
24本ものシュートを防ぎ切った彼らのプレーには、
派手さはないものの凄みがありました。
 
フットボールでは、“Execution”という言葉がよく使われます。
直訳すると遂行力ということになるのでしょうか。
とにかく、決められたことをやりきる力が最も大切だということです。
 
これは、決められたアサイメント(役割)を決められた通りに実行することが
大事だということのみを示しているのではありません。
やりきることの大事さを示唆している言葉と思っています。
 
やるべきことを決める、そして徹底してやりきる。
まさしくスイスチームはExecuteしていました。
ですから、勝利できたのです。
 
7/1東京ドーム。
我々はどんな状況下でも戦い抜きます。
やりきります。
スイスチームのように。
 
皆さんのオービックシーガルズ。
その Executionを是非ご覧にきて下さい。
 

2010年05月31日

Adjustment @Game

既にパールボウルトーナメントも2試合が終了。おかげさまで準決勝への進出が決まりました。
応援いただき、ありがとうございました。
 
前回、なかなかGAME PLAN通りにはいかないもんです、と書かせていただいたのですが、
この2試合でも予想しきれなかった様々なことが起きました
(何を予想し、何が起こったのかはここでは書けませんが・・・)。
 
そんな時に大切なのが、アジャストメントです。
相手の仕掛けてきていることを判断し、その思惑を成功させないよう先回りして、
手を打っていきます。
アサイメントの変更や追加、不要なコールの削除、狙うべきものの共有などなど。
 
ただ、ゆっくりと噛んで含めるように説明しているヒマはありません。
Off.はDef.が終わる前に、Def.はOff.が終わる前に話を終了させる必要があるんです。
ですから、Good Playの余韻に浸っている選手を必死になってかき集め、
がなりたてるように話すことになります。
別にイライラしている訳ではないので、勘違い無きようお願いします。
 
アジャストメントをより有効にするためには、多くの「目」の活用が欠かせません。
観客席の上段にいるヘッドセットをつけた人達は、
サイドラインにいるスタッフとは全く違った角度から相手を見るための、
「目」の役割をしています。
様々な「目」が見た情報をヘッドセットを通した会話で統合し、
アジャストメントに活かすわけです。かなりの頭脳労働です。
観戦しながら感想を話している訳ではないので、これも勘違い無きよう。 
 
話は変わりますが、今シーズンより我々のヘッドセットが無線化されました。
これが非常に快適です。
どんなに動き回っても、コードが絡まったりすることが無い!
もともと、試合中ウロウロするタチなのですが、ここ2試合不要に動き回っている気がします。
とにかく、このヘッドセットは素晴らしい。
営業してくれたR大OBのK堀君ありがとう。
 
充実した情報交換環境の中、
次戦以降もしっかりしたプランと、的確なアジャストメントで
勝利をものにしていきます。

2010年05月15日

Game Plan

いよいよ、2010オービックシーガルズが初戦を迎えます。ワクワクの始まりです。
 
試合に向けて、我々は準備をしている訳ですが、その基盤となるのがゲームプランです。
各試合ごと、キッキング・オフェンス・ディフェンスとそれぞれのユニットでプランを組み、
レポートを作成し、共有します。
 
どんなプランニングでもそうですが、最も大切なのは、どのように仮説を立てるか、です。
相手はオービックシーガルズに対して、どんな戦い方をするのか。
そこがずれると、用意する対処法が役に立たなくなります。
 
そのため、スカウティングと呼ばれる相手チームの分析を地道にやり込みます。
今までのゲームを見て、持ちプレー、得意プレー、プレーの傾向、選手の癖まで、
何度も何度もフィルムを見返して拾いだしていきます。
 
ただ、一方で大事なのは自分達も分析されていることを知ることです。
オービックシーガルズを分析した相手チームが何を考えるのか。
これ抜きにプランニングすると、痛い目にあいます。
相手の変化を計算に入れなければ、不完全な材料で仮説を立てることになってしまいますから。
 
彼を知り、己を知れば、百戦あやうからず。孫子は常に正しいですね。
 
とはいえ、プラン通りにいかないのもゲームの常。
毎年のことながら、緊張してます。
 

2010年04月25日

番外編ードイツ遠征その3

ドイツとの試合、24-14で勝利しました!
応援いただいていた皆さん、ありがとうございました。
 
試合会場のエスプリアリーナは、観客とグラウンドレベルが近く、
観るには素晴らしいスタジアムでした。
ただ、その分お客さんのノイズや音楽の音がすごいです。
横に立っているコーチ同士の会話もなかなか難しいほど。
おかげで、アイコンタクトとボディランゲージが短時間で上達しました。
 
相手のドイツチームは、なかなかのタフガイぞろい。
ガツガツヒットしてきます。
そして・・・デカイ!
OLの平均身長1.94mで平均体重は143kg。
レシーバーの平均身長も1.87mあります。
 
それでも、Japanのプレーヤーは勇敢にアタックして、勝利をもぎ取りました。
身体の大きい相手との勝負に、まだまだ課題は残るものの、得られた成果もあり、
非常に有意義なゲームとなりました。
 
オフェンスコーディネーターのFコーチにあおられ、
ビールをだいぶ過ごしましたので、番外編はこのへんで。 
勝利したおかげもあってか、ドイツビールは旨いです。
 

2010年04月24日

番外編ードイツ遠征その2

練習はバスで20分ほど走ったデュッセルドルフ郊外
(たぶん・・・なんせ土地勘がまったくありません)のフィールドで行います。
やや砂多めのフィールドターフでなかなか良いグラウンド。
サッカーフィールドラインに加えて、フットボールフィールドのラインも引いてあります。
小体ながら6つほど部屋のあるクラブハウスも隣接しており、
練習ファシリティとしては十分です。
 
しかも、いかつめのドイツ人の男達が水を準備してくれたりして、なんて親切。
でも、水を準備した後もクラブハウス前に陣取り、
興味深そうに我々のウォームアップを見ています・・・。
どう見てもフットボールやってる感じの人達の目にさらされながら練習は始まりました。
まあ、練習見ないでくれ!といっても幹線道路らしき道沿いのグラウンドで
フェンスも腰くらいまでしかなく、誰でも見放題の感じですから、意味ないんですよね。
 
聞けば彼らは、ドイツクラブチームの4部リーグに所属する、
デュッセルドルフ・ブルドーザーというチームの人達だそうです。
ドイツでは今クラブチームが300チームほどあり、まだ増えているとのこと。やるなあ!
 
それにしても、失礼ながら4部リーグのチームが使用している施設がフィールドターフで、
フィールドラインが引いてあり、ゴールあり、クラブハウスあり。
アクセスも良さそうですし、スポーツ文化の格差を見せつけられた感じです。やられた。
 
練習は、続々増えていく家族連れなどのギャラリー衆目のなか、
実施プレーを控えめにしつつ進んでいくのでした。
しかし、平日の17:00頃から楽しげに、皆さん余裕ある生活ですなあ。
 
さらに、本日はデュッセルドルフにある日本人学校へいってきました。
たくさんの小中学生が我々を大歓迎してくれて、応援のエールをプレゼントしてくれました。
我々も急遽デモンストレーションやフットボール体験会でお返ししました。
子供達からもらった元気・エネルギーは凄い!
明日の試合ではそのもらったエネルギーがフィールド上で大爆発するはずです!
  

2010年04月23日

番外編ードイツ遠征その1

今、GERMAN JAPAN BOWLのコーチとしてドイツ・デュッセルドルフに来ています。

アイスランド噴火の影響で、飛行機が飛ぶのかどうか出発直前までバタバタしましたが、

ユーラシア大陸を横切ってドイツの地に。

とにかく、この試合を成立させようと粘りに粘っていただい関係各位の方々には感謝!です。

 

国際試合の意味はいろいろとありますが、最も大きいのは、変化のきっかけにすることです。

怒濤の勢いで進化してきた日本のフットボールも、ここしばらく停滞。

そして、次に見据えるものを確定できずにいます。

 

そんな中、アメリカンフットボール不毛の地と目されていたヨーロッパでは、

このスポーツを取り巻く環境がどんどん変化してきているんです。

競技人口も増え、NFLプレーヤーも輩出、盛り上がっている話をよく聞きます。

 

我々は、他国とガッツリやり合う中で外的刺激をもらい、次に進まなきゃいけない。

彼らを凌駕して、日本のフットボールをもっと盛り上げなきゃいけないんです。

ということで、国際試合は大事!それをあきらめずに実現してくださった皆様に感謝!です。

 

さて、今回の遠征。

成田からフランクフルトまで12時間のフライト。

その後バスで2.5時間ほど移動してデュッセルドルフに到着しました。

なかなかの強行軍ですが、私はANAの他チャンネル映画サービスのおかげで

そう長く感じずにいけました。

最初に観たハリウッドSFエイリアンものは???でしたが、邦画はなかなか面白かった。

最近、邦画も元気ですね。

 

バスは、アウトバーンをぶっ飛ばすのかと思いきや、安全運転でやや拍子抜け。

やることがないので、時差ぼけ防止のため眠らないぞ合戦を、

同行の森さん(鹿島HCで今回の代表HCでもあります)と張り合っていました。

 

しかし、道中の風景はなかなか美しかった。

緑の丘陵が続く中、時々目に入る町並みは、教会の塔を中心とした

ヨーロッパらしい石造りとおぼしき家々の集落。

自然と解け合った素晴らしい光景です。

未来都市東京に住み慣れると、このような風景は滅多に見ることないですね。

 

ホテルは、デュッセルドルフの中心街からライン川を渡ったところにある

マリオット系のホテルです。

清潔でゆったりしており、従業員の方も親切ですし言うこと無し。

何よりも食事が美味しいです。

 

僕は、2003年にフランクフルトで開催されたワールドカップにも

帯同させていただいた経験があります。

その際は、朝昼晩と似たようなコールドミール(暖かいものが出ないんです・・・)を

食べたので、ドイツの食事は「美味しい!」というものではないという印象が強く、

選手達にもそのように話していました。

 

ドイツの皆さん、すみません。

短い滞在のホンの1宿泊施設での経験しかないくせに、

ドイツの食生活全般について語っていました。

心から反省しています。

 

2010年04月16日

Slogan-「OUR TIME」

今シーズンのオービックシーガルズのスローガンが決まりました。
2010は「OUR TIME」。俺たちの時間だぜ!ってな感じです。

これには色々な意味を込めました。
 

ここ数年、スローガンはヘッドコーチである僕と幹部とで相談して決めます。
今年は、#2古庄、#83シミケン、#50松本、#11KJ。
額を寄せ合ってコーチ・選手一体となり、今年目指すチームに相応しい、
魂を込められる言葉を探して議論します。

 

選手主役でワクワクするチームに相応しいとなると、どんな言葉なのか。
勢いが必要だ、言いやすくないと気持ちを込められない、
キツい場面でこそ響くものでないと……などなど。

そんな中ででてきたのが「OUR TIME」。
 

皆が主役だし、皆でなければワクワクできない。だからこそ“OUR”。
皆で時間を共有し、その時を自分たちのものにしよう、ということで「OUR TIME」。
しんどいときこそ、「我々」「今の瞬間」「自分たち次第」という気持ちに
立ち返ろうという心意気も込めました。
 

そしてもう一つ。

この“OUR”には、フィールドにいる人間だけでなく、

オービックシーガルズを応援してくださる皆さんも含まれています。
ですから、皆さんにも叫びやすいフレーズを選びました!
 

昨シーズン、NFLのSUPER BOWLを制したニューオリンズ・セインツのファンが、

皆で 「WHO DAT!」と叫び応援していました。
これは、Who's that?  Who that say they gonna beat them Saints?
(Saintsを倒すと言っているのはどこのどいつだ?)の Who thatを

南部訛りで表現したものなのですが、 そんな風にファン一体となって口にできる

言葉があると良いなあと思っていました。
 

ぜひぜひ皆さんも、応援くださる時、 フィールドにいる選手と同じように

「OUR TIME」と叫んでください。
皆でゲームを自分たちのものにしていきましょう。

 

2010年03月31日

Team Building-スケジューリング

春到来の声を聞いてしばらくになりますが、なかなか暖かくなってきませんね。

現在、走り込みを続けている我がチームにとって良いことなのかどうなのか……。

ロングランには良いコンディションらしく、クロカンのタイムは例年よりも

上がっているように思います。

思い描いていたスケジュール感では、すでにやや気温の高い中、

身体を苛めるタイミングになっているはずだったのですが。

 

チームをつくっていくにあたって、スケジューリングは非常に重要です。

そして、結構な難題でもあります。

チームの基礎づくり、大方の形づけ、仕上げ、それぞれにどのくらい時間を配分していくのか。

納期=試合日は決まっているわけですから、じっくり納得のいくチームになってから

いざ出陣というわけにはいきません。想定される試合からの逆算式になります。

 

私の場合、仕上げ、大方の形づくりにかかりそうな時間をある程度予想し、

それ以外の時間を目一杯基礎づくりに費やすということにしています。

基礎がしっかりしていれば、応用が利きますから、細かなシステムのアジャストや

コンビネーションなどは短時間でやりきれると考えるからです。

ここでいう基礎とは、「アスリートとしての身体づくり」、「フットボーラーとしての技術習得」、

「フットボールチームとしての基幹となる動き」の3つ。

これらをやり込めばやり込むほど、地力が上がります。

土台のしっかりした建物は高く高く伸ばすできるのと一緒ですね。

今、我々は土台づくりの第一歩、身体づくりを必死にやっているところです。

 

5月中旬には試合がありますので、来月からは大方の形づくりに入っていくとは思いますが、

仕上げはまだまだ。

春シーズンはちょっとばかり粗いフットボールをお見せすることになるやも知れませんが、

ガッツリ土台の強いところはお見せできるのではないかと思っています。

骨太チームに仕上げるスケジュールでやっています。

 

2010年03月15日

Team Building-チームコンセプト

スポーツチームの目標設定はシンプルです。

優勝、No.1になる、これだけ。

 

ただ、その頂にどのようなプロセスを経て辿り着くかは様々な方法があり、正解もありません。
ですから、チームづくりにおいては、どんなチームであるか、何をしていくチームであるかが
重要になります。

特に僕は、どんなチームであるか、どうありたいかを大切に考えています。
何をしたいか、するべきかは、有り様が見えてくれば自ずと決まってくるものだと思うからです。

さて、そこで、2010オービックシーガルズをどんなチームにするのか。
ヒントとなるのは、先日お話しした選手のありたい姿、やりたいことです。
今回の面談では、もっとチームづくりに関わりたいと思っていること、

情報共有の風通しを良くしていきたいこと、高揚感・期待感を大切にしていきたいことなどが

多くの選手から要望として出ていました。

その辺りを踏まえつつ、チームコンセプトとして打ち出したのが、
「選手主役の、ワクワクするフットボールをするチーム」 です。

“選手主役”というのは文字通りですが、主体とか主導ということとは少し違います。
選手が展開したいパフォーマンスをチームがしっかり受け止め、結実させようというものです。
パフォーマーの演技をいかにして伸ばし、最大限引き出すかということに力を尽くす、
舞台劇団の感じに似てますね。

そして、“ワクワクするフットボール”。
ワクワクできればのめり込める → 向上する → 結果が出る → さらにワクワクする
という好循環をつくっていきます。
ワクワクは、何よりもファンの皆さんが望んでらっしゃるとも思いますし。

こんなことを改めて掲げ、チームの有り様を固めたところです。

 

2010年03月01日

Team Building-面談

チームは人の集まりで出来上がっています。

 

当たり前のことなのですが、時に錯覚してしまうことがあります。
チームというモノがそもそもあって、そこに自分は所属しているのではないかと。

 

違うんです。
自分が参加することでチームが出来上がっていく、チームになっていくものなのです。
自分がチームの一員ということは、チームの一部を自分が構成していることに他なりません。
ですから、一人が変わればチームも変わる。
毎年が新チームだし、毎年つくりあげていくものなのです。

 

我々のチームづくりは、まず選手個人個人とのミーティングから始まります。
チームが個の集まりから成る以上、個がどんなことを考えているのかを

知らないことには始まりません。
フットボールのことでは、先シーズンの自己評価はどうなのか、成果は何か、
課題として残ったものはあるのか、などを聞いていきます。

 

もちろん、コーチの評価もそのときに伝え、自己認識の材料にしてもらいます。
そのうえで、今シーズンは、自分はどうなりたいか、何をしたいかを聞いていきます。
そして最後に、どんなチームにしていきたいかを語ってもらいます。

 


選手が語ったことの一つひとつが、チームづくりの指針になります。
選手の思いをまとめあげ、皆がワクワクできるようなチームにしていくことこそが、
コーチ陣、ひいては自分の仕事だと思っています。

 

 

2010年02月17日

2010シーズン始動

皆さん、いつもオービックシーガルズを応援してくださり、ありがとうございます。

今シーズンもオービックシーガルズで指揮を執ることなりました。

よろしくお願いします。


さて、2010年2月14日バレンタインデーに(関係ないですけど)、

2010シーズンのグラウンド活動が始動しました。いよいよ本格的にシーズンインです。

何度も経験しているシーズンはじめですが、本当にワクワクします。


実際には、このグラウンドでの始動の前にいろいろなことが始まっていました。

コーチ・スタッフの陣容固め、チーム方針の決定、選手との面談・ミーティングなど。

選手側では12月早々から継続的な自主トレーニング。

そのあたりの準備が例年になく「濃い」シーズンだと感じています。

だからこそ、ワクワクが強いのかも知れません。

 

早いもので、ヘッドコーチに就任してから11シーズン目になります。

ですが、2010シーズンを1/11ではなく、「1/1」、唯一無二のシーズンとして

妥協なく進んでいきます。

それを信じていただき、今シーズンもオービックシーガルズの一員として

ともに歩んでいただきたいと思っています。

 

2009年11月24日

2009シーズン終了

2009オービックシーガルズは、2nd Stageを5勝2敗という成績で終え、

Final Stageへの進出はなりませんでした。これによってシーズン終了となります。
熱い応援、本当にありがとうございました。

 

特に今シーズンは、かつての成功体験に捕われず変化し、進化し、飛躍することを

目指してやってきました。しかしながら、結果を得ることはできなかった。

ここ3シーズン、シーズンエンドは長居でのパナソニック電工戦。
しかも接戦を制しきれず、ということの繰り返しです。

応援してくださる皆さんは、さぞかし隔靴掻痒、歯がゆい思いをされていることと思います。

本当に申し訳ありません。

 

チームは、大きく変化しています。

チームに関わる一人一人が「勝つために何ができるか」を考え、あがくようになってきています。

あがきが増したことで勝つことへの執着も増大しています。そのあがきと思いを集結し、

勝利への力として最大化することが私の役割なのですが、結果的にやりきれなかった。
忸怩たる思いです。

この繰り返しを断ち切るには、さらに大鉈を振るい、今までの延長線上にない

チームづくりをしなければなりません。今から始めなければなりません。

 

すでに選手の中には、呆然とした思いを断ち切り、動き始めている選手がいます。
LB#9塚田選手からは、「悔しい気持ちがあるはずだから、それならトレーニングを、

勝つための行動をもう始めよう」という檄がチーム全体にとびました。

こんなアクションができる選手を頼もしく、誇りに思っています。

 

オービックシーガルズは必ず現状に留まることなく、飛翔します。

そのためのエネルギーは十分にあります。
ですから皆さん、オービックシーガルズの一員であり続けてください。
そして今まで以上に、オービックシーガルズを叱咤激励し続けてください。
歓喜を爆発させる瞬間を共有してください。心よりお願いいたします。

 

繰り返しになりますが、今シーズン通じての応援、本当に感謝しております。

ありがとうございました。
今後ともオービックシーガルズをよろしくお願いいたします。

 

2009年09月18日

相模原ライズ

おかげさまでオービックシーガルズは第2戦も勝利で飾ることができました。
応援してくださった皆さんに心よりお礼申し上げます。
特に天候不安定な中、川崎球場まで足を運んでくださったファンの皆様、
本当にありがとうございました。

 

さて、今回は他のチームのお話を少し。


我々の第2戦目とほぼ同日に、相模原ライズが開幕戦を戦いました。
皆さんご存知だとは思いますが、昨年までオンワードオークスとして活動していたメンバーが、

チーム名を変えて活動しているチームです。
参加しているメンバーが一人ひとりが、ライズというチームをどう存在させていくのかを
一生懸命考えている素晴らしいチームだと思います。

 

ただ、その姿勢のみならず実力も凄いです。
初戦のスコアは79-0。対戦相手の三井物産シーガルズは春の決勝を戦った相手ですから、

いかに強さが図抜けてるいるかがわかります。
(余談ですが、三井物産シーガルズさんは我々より先輩のチームですので、元祖“シーガルズ”です。)

 

我々も8月に合同練習をさせてもらい、やったりやられたりの攻防をさせてもらいました。
要所要所に良い選手も多く、しっかりオーガナイズされていて、強いなあという印象でした。
やっぱり強いチームとの凌ぎあいは面白いなあとも。

 

チーム運営権の委譲などに問題があり、新チームとしての再出発ということで、

ライズはX3(3部リーグ)で戦っています。
ルールでいえば仕方のない話なのかもしれませんが、

非常にもったいないというのが率直な感想です。
そりゃあ、ライズのような強豪と戦わなければならないとなると、正直悩みが一つ増えます。
でも、見て面白い試合、見て刺激のあるチームが増えるのは、

フットボール界全体からしたら歓迎です。
そういった中で揉まれていくしか競技力の向上はありませんし、
ファンの皆さんに応えられることもそこにしかないと思うのです。

 

ということで、再度、彼らと同じ土俵で戦えることを、ややこしいなと思いつつも、

心待ちにしているのでした。

 

2009年09月07日

Home Game

オービックシーガルズは、09シーズンの開幕戦を千葉マリンスタジアムで戦いました。

千葉マリンスタジアムでXリーグの試合が行われるのは10数年ぶり。

自分自身がまだフィールドでプレーしていた頃ですから、随分前の話です。

 

我々の活動拠点が千葉・習志野にあることから、少しずつではありますが、

JリーグのJEFさんとの合同イベントなど千葉での活動をしてきました。

今回はそれを一歩進めて千葉でのゲームを計画・実施したわけです。

そもそもXリーグは大阪・東京2大都市にチームが集中しており、

Home and Awayの図式が成立しにくいのですが、あえてのチャレンジでした。

 

チームとしては、試合会場がどこであろうとやることは一つ。

100パーセント力を振り絞って戦い、その戦いざまを観ていただくことしかありません。

ですから、試合中は試合に没頭していたので特段「違い」を感じることは無かったのですが、

試合終了後にスタンドの皆さんにご挨拶させていただいたとき、グッとHome感を感じました。

わざわざ千葉まで足を運んでくださった、いつも応援してくださる皆さんに加えて、

千葉地元の方々と お見受けする方々、たくさんの子供たちからの暖かい声援が

本当にありがたかったです。

 

今回の試合に関して、チームのチャレンジを後押ししてくださった、習志野市の皆さん、協会の皆さん、

ロッテ球団の皆さん、JEF千葉の皆さん、そのほかいろいろな方々に心より感謝しています。

また、千葉での試合を快く受けてくださった対戦相手・日本ユニシスの皆さんにも感謝です。

そして何よりも、千葉マリンスタジアムまで足を運んでくださり、観戦していただいた皆さんに

お礼申し上げます。

 

このチャレンジを大切にして、千葉での活動を育てていきたいと思っております。

もちろんそれにふさわしいチームづくりを必死になってやっていきますので、応援よろしくお願いします。

この後は、川崎球場、東京ドームと舞台は移っていきますが、変わらぬご支援をいただければ幸いです。

1試合ごとにちゃんと進化し、見応えのあるプレーをお見せします。

 

2009年08月28日

Notre Dame Japan Bowl

Notre Dame Legendsと戦ってはや1ヵ月。
本来なら記憶が薄れていく頃ですが、僕の中にはまだまだ強い印象が残っています。
ひと言でいうと「地力のケタが違う」。

 

あの試合単体で見ると、彼らのコンディション、特にQBの状態が悪かったこともあり、
Defenseとしてもっとできたのではないかという思いがあります。
もちろん自分自身のコーチングやプラン、コールについても振り返って不満が残ります。
ただ、印象強く残ったのはそういうことではありません。
彼らに見せつけられたパワーや独特の間合い、ゲームが進むにつれて的確になってくる
アタックの感覚、彼らに染み付いた地力の凄さです。

 

僕が国際試合に関わらせていただいて10年。
その間、日本のフットボールは身体の大きさや力の強さに対抗できるスピード、クィックネス、

緻密さ、何よりも勇気を持っていることを証明してきました。
そうして競技レベルも向上して来たと思います。
今回のNDJBは、ここで留まることなく、もう一段、二段、ステップを上がらなければならない

ということを突きつけられた絶好の機会と思っています。

 

本場アメリカとの距離を縮めることは並大抵ではありません。
でも、こうしてアメリカと戦う機会を得始めた以上、これを遠い道のりとして目をつぶって

やりすごすわけにいかない。
少なくとも川崎ワールドカップやNDJBに関わったフットボール関係者はそう感じているはずです。
今後は代表として活動する機会を試合ごとではなく継続化して、何をどのようにしたら
その距離が縮まるのかに取り組むことが必要と考えます。
そしてその取り組みはフットボール界全体のものでなければならないとも。

自チームの地力をあげていくことはもちろん、フットボール界全体にさらなる
競技力向上を働きかけていきたいと感じた試合でした。

 

2009年07月30日

ご無沙汰しました。すいません。

2009オービックシーガルズが始動してはや5ヵ月。
新しいことへのチャレンジに振り回されて、すっかり書き込みから遠ざかってしまいました。

すいません。そうこうしているうちに、チームはサマーシーズンに入ります。

 

春シーズン、我々は「パールボウル優勝」を目標に掲げました。

これはチーム創立以来初めてのことでしたが、おかげで、ターゲットを狙って取り組み

戦うということが、チームに浸透したと思います。

狙った目標を勝ち取れないことの喪失感も、嫌というほど 味わいました。

 

狙って戦い、狙ったものを獲る。今シーズンのスローガン「LOCK ON」をそのままに

春シーズンを過ごし、気づいたものは多くあります。
行き着くところは、やろうと言ってやりきれていないことを、やれるように積み重ねていくこと。
走るといったら走る、やりきるといったらやりきるなど、細かなことです。

 

狙いの目線は高く、やることはしっかり足下を見てやる-このサマーシーズンに

一気に成長したい、そう考えています。

 

次回は、ノートルダム・ジャパン・ボウルのことを書こうかと思います。

 

2008年11月17日

Final6・パナソニック電工戦

結果は14-20。

1TDの差で敗れ、オービックシーガルズの08シーズンは終了しました。

応援して頂いた皆さんの期待に応えられず、申し訳ありません。

長居に駆けつけアウェイでの戦いということを感じないほどの熱い声援をくださった皆さん、

大阪での勝利を信じて離れた空のもとから応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。


勝ち切る、突き抜けたチームづくりを掲げて進んできた08シーズン、選手・スタッフ共にこだわりを

もって本当に良く戦ったと思います。

そのエネルギーを、その取り組みを勝利に結びつけきれなかった私自身の力不足を不甲斐なく思います。


何かが足りなかったのか、それともやり方自体が間違っていたのか、しっかり考えて前に向かいます。

来シーズンの勝利へと、短いようで長い、長いようで短い戦いを始めるべく、一歩前へ踏み込みます。

繰り返しなりますが、今シーズンのご声援及びご支援、本当にありがとうございました。

そして皆さんのオービックシーガルズを日本一にできなくてすみませんでした。
今後とも、何とぞオービックシーガルズの一員でいていただけるよう、心よりお願い申しあげます。

 

2008年11月07日

第5戦・鹿島戦

  • 心身ともにできる限りの準備をし臨んだリーグ最終戦ですが、結果は惜敗となりました。
  • 常にキャッチアップであったこと、ゲームを支配している時間がいかにも短かったことが
  • 非常に残念です。

 

  • 力を出せなかったゲームとは思いませんが、出し尽くしたゲームとは言い難い感もあります。
  • あと1ヤード、あと1インチ、あと1ミリにこだわるプレーをもっとできるのではないか、
  • それを積み重ねていけば全く違うオービックシーガルズが披露できるのではないかと。

  • プレーオフ第一戦までの短い時間ではありますが、その出し切ることを16日にできるよう、
  • 我々の持てる力に大阪のファンの皆様が驚くようなゲームができるよう、日々前進していきます。
     
  • 止まらず、前進です。
     

2008年10月25日

第4戦・オール三菱戦

  • 前節、ようやく3戦目と感じておりましたが、あっという間に4戦目を迎えました。
    土曜日に試合をし、次週の日曜日にまた試合。
  • フットボールは準備が重要な競技ですから、我々の練習環境からすると、
  • まずその部分が厳しいですね。
  • 試合の次の日およびその前日ともには激しいコンタクトを伴うリアルな練習ができません。
    その中で新たなプランのインストールをほぼ一日でやり切らなければならないのは、
    イメージ構築の面でなかなか難しいです。

  • 一方、そういった準備を別にしても、選手の身体に蓄積しているコンタクトによる疲労といった
  • 面でもこのスケジュールはハードです。
    アメリカのカレッジやNFLの選手がいかにタフかを実感させられます。
  • 今後の国際試合のことなどを考えると、選手達はこういったハードさに慣れていく機会を
  • もっと増やしていくことも要検討事項です。

  • それにしても、9月から始まったレギュラーシーズンが10月の半ばで4戦を終え、残りあと一試合。
    今さらながら、あまりのレギュラーシーズンの短さに唖然とします。
  • どのチームも年明け早々からチームづくりを始め、まだ寒風吹きすさぶころより走り込みや
    ウエイトトレーニングをし、春シーズンを経て夏の練習を乗り越えと、半年以上の時間を費やして
    レギュラーシーズンに臨んでいます。それを思うとレギュラーシーズンゲームがあっけなさすぎる
  • と思うのです。

  • いろいろと話が飛びましたが、オール三菱の試合では、決めるべきことを決め切れていない、
    雰囲気に流されて集中し切れていないシーンが幾つかありました。
    前節の試合での課題、集中力の「持続」について詰め切れなかった感があります。
  • 試合全体をとらえて考えるのではなく、試合の中の1プレーでの集中力をいかに高められるか、
    そしてそれを毎プレー繰り返すことができるかを突き詰めていきたいと思います。
  • 矛盾しているようですが、「持続」させるには1プレー完結、切り替えが鍵だと思っています。

 

2008年10月13日

第3戦・東京ガス戦

リーグ戦はようやく3戦目。対東京ガス戦にも59-7で勝利することができました。
応援ありがとうございました。


今回の試合では、前節の試合で出た課題を積み残しにせず、それらをしっかりと潰していくことを

やり遂げようと臨みました。オフェンスではテンポ、スタート。ディフェンスではビッグヒット、ボールアタック。
それぞれ改善の方向にはあり、成果のあった試合でしたが、今度はそれ以外の課題が露呈しました。

 

象徴的なのはボールセキュリティの甘さ。 3つのターンオーバーを献上してはまともな試合ができるわけが

ありません。こういった甘さを内包したまま、練習をし、2つの試合を戦ったことを猛省しなければなりません。

 

今回のように起こった事象を潰しながらもモグラたたきにならないよう、根本治療も並行して進めて

いかなければならないと思っています。思い当たるのは集中力の持続ですね。「持続」がポイントかと。

プレーをつくり出すメンバーのうち、一人でも集中力の欠けたプレーをしたらプレーは成立しません。

全員が集中力を持続しないことにはいつでも誰かしらがプレーを壊すということになってしまいます。

それは、フィールドにいるメンバーだけに限りません。プレーとプレーを繋いでいく交代メンバー、

アクシデントに対応する控えのメンバー、もちろんそれをコントロールする我々コーチ陣もです。

 

「持続」をテーマに、目の前ではありますが次戦を戦いたいと思っています。

 

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▲オール東京ガス戦にて(事務局掲載) 

 

2008年09月30日

第2戦・ROCBULL戦

おかげさまで対ROCBULL戦に59-0で勝利することができました。応援ありがとうございました。

 

今回の試合は「全力出し切り」を最大テーマに臨んだのですが、やはり余力を残さないというのは

難しいと感じました。フットボールのようなCollision Sports(激しいぶつかり合いを伴うスポーツ) に

関わっていると、人間というのは無意識に力をセーブするようにできているということがよくわかります。
危険を回避する本能が強くコンタクトさせなかったり、スタミナを使い切らせなかったりするんですね。

 

ヘッドトレーナーの吉永がよく言っていますが、“火事場の馬鹿力”は本当のことで、平時、人間は

本来 持っている筋肉のせいぜい60パーセント程度しか活用できない、緊急時にはそのリミッターが

外れて、普段からは想像もつかないような力が出ることがあると。 我々はそのリミッターから

できるだけ開放 されるよう、日々トレーニングをし、コンタクトを繰り返している わけですが、

それでも自身で 思い込んでいる限界を越えていくのはなかなか困難です。

 

前置きが長くなりましたが、もっと激しく強いコンタクトができるはず、もっと目を見張るような

テンポと スピードでプレーできるはずと思っているわけです。まだまだ、自分たちでつくってしまった

枠組みの中での精一杯でプレーしてしまっているように感じます。常々の練習から限界越えを意識し、

当たり前を変えるように挑戦しなければ。

 

とはいえ、褒め讃えるに値するプレーもいくつかありました。主軸選手がしっかり役割を果たして

くれた ことも良かったですが、古川・萩山・江川・早坂(若手では ないですが、だからこそ)・市川・

森あたりの ニューネームの活躍が見られたことが収穫でした。これから試合を重ねる度に、

こうして層に厚さを 加えていき、チームとしての地力をあげていければと 思います。

 

第三戦は対オール東京ガスクリエイターズ、10/11(土)@川崎球場です。わずか2週間足らず

では ありますが、限界ラインを変えたオービックシーガルズをお見せできるよう 精進します。

何とぞ引き続き応援よろしくお願いします。

 

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▲ROCBULL戦にて(事務局掲載) 

 

2008年09月12日

開幕! IBM戦

9月10日(水)、オービックシーガルズはシーズンインしました。

当日は数多くの皆さんに応援いただき、おかげさまで35-17で初戦を飾ることができました。

本当にありがとうございました。

 

ヘッドコーチとして9シーズン目に入ったわけですが、毎シーズン開幕戦となると

新鮮な気持ちになります。25年続いているオービックシーガルズではありますが、

2008チームとして戦うのは今シーズン限り。昨シーズンのチームとも来シーズンのチームとも違う、

ある意味期間限定の全く新しいチームのお目見えということがあるからだと思います。

私自身も新任の思いを持ってフィールドに立っています。当たり前のように胃も痛みます・・・。

 

新チームであるが故に実際に戦ってみないとわからないことも数多くあります。

そのわからないことがはじめて目に見えるのが開幕戦です。特に、できること・できないこと、

できていると思い込んでいること・できないと思い込んでいることなどが顕在化してくるのが

ここからなのです。それらをどう伸ばしていくのか、どう修正していくのかが、今シーズン

我々がどこまで化けるのかを決めていきます。

 

そういった意味では、今シーズンの開幕戦は良い部分も悪い部分も明暗はっきり出た、

糧の多いゲームだったと感じています。プレーに臨むまでの諸処の準備がしっかりできている

ものについては良、その準備段階でなにがしかの集中力が欠如したものについては悪。
多くの問題はプレーとプレーの間にあるということがわかったゲームです。
不用意なペナルティの発生原因もその辺りにあると考えます。

 

今回、シーズンの後半のことなどは度外視して、開幕戦でいったん100%の力を出し切ると

言い切ってきました。持っている力はまだまだ拙いながらも、力を出し切ろうということに

ついては、もがいてチャレンジできた感があります。だからこそ、成果も課題も見えたかと。
ここをスタート地点として、これから一戦一戦しっかり準備し、力を出し切った戦いを

繰り返していきます。

 

今回のゲームでは、「一万人プロジェクト」に数多くの皆さんのご支援をいただきました。

そしてリーグ戦では異例の6,398人の方々がドームに集まってくださいました。

心より感謝いたします。普段は閑散としているリーグ戦でもこれだけの方々に集まっていただける、

この事実が今までの「当たり前」を変えていくのだと信じています。9月10日の皆さんの熱気を
Xリーグに関わる全員がどう受け止めたのか、これから「当たり前」をどう変えていくのか、

正念場ということもあり、楽しみにしています。

 

先に申し上げた通り、2008新チームはスタートしたばかり。これからのチームです。

関わっている一人一人、誰一人でも欠けてしまっても2008チームは成立していきません。

それは、今シーズンのオービックシーガルズを応援してくださる皆さんも同じです。
オービックシーガルズの一員として、シーズン通してのおつきあいをお願いいたします。

 

2008年09月04日

交流会@習志野

先日の日曜日、ブースタークラブの方々をグラウンドにお招きし、
公開練習及び交流会を実施しました。

 

グラウンドまではるばる足を運んでいただいた皆さんには本当に感謝です。
我々の普段の取り組みはどのように映ったのか。
少しでも熱を感じてもらえたのであれば嬉しいのですが。

 

また、ファンの皆さんのフォローを数多くのOBがかって出てくれました。これにも感謝です。
彼らの姿を見て、今と昔は脈々と繋がっていることをひしひしと感じました。
北京オリンピックの100m×4リレーで快挙を成し遂げた後、末續選手が

「このメダルは、過去から今まで日本短距離界を押し上げようとしてきた先人の方々と獲ったもの」

というようなことを言ってました。
彼らがいて、過去の取り組みがあって、我々がいて、今があります。

 

そして、日程的にはたまたまの来訪だったのですが、
早稲田大学ラグビー蹴球部の監督、中竹氏も練習を見にいらっしゃっていました。
他競技からでもヒントになることなら何でも吸収しようとという姿勢には脱帽です。
練習の合間にも鋭い質問を多く受けました。
一方、私の方でもラグビーを見ていて聞いてみたいと思っていたことをいくつか聞かせていただき、

有意義な時間でした。
特に「気づいて自ら行動する選手」を増やしていきたい、という思いには共通のものがあり、
意志を新たにしました。

 

いずれにせよ、チームの内外双方から素晴らしい刺激をいただいた一日でした。
受け取ったエネルギーを糧にして、開幕戦になだれ込みます。

 

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▲中竹監督と。今年も「荒ぶる」を聞かせてくれるに違いない(事務局掲載)

 

2008年08月31日

Season in 直前

8/29(金)、東京ドームホテルにて開幕に向けてのプレスカンファレンスが行われました。

Xリーグ・ディビジョン・に所属する東日本のチームが一同に会し、

プレスの方々にチームのPRをするものです。

 

久しぶりに顔を合わす他チームのヘッドコーチ、選手達でしたが、

一様に充実した表情を しているように見えました。

それぞれがチームの出来上がりに手応えを感じているのでしょう。

シーズンに向けての抱負も皆力強いものでした。

 

オービックシーガルズはヘッドコーチの私と副将の木村が話す機会をいただきました。

2人のメッセージは共通で、「開幕戦に全てを出し切る、その準備を最後までやる」ということでした。

かつて、ここまで明確にシーズンインの戦い方を断言したことはありません。

これは我々の意思表示です。


今回のような機会を得る度に、トップリーグチームとしての責任をひしひしと感じます。

我々はフットボールの競技レベル向上に寄与できているのか、

フットボールをプレーしたい・観たいという人たちを増やすことができてるのか、

何よりもフットボールに触れた皆さんの心を震わすことができてるのか。

そんな存在意義を自問自答しつつ、今シーズンは有言実行。

 

開幕戦への皆さんの期待をできる限り沸騰させていただき、

その期待に応えてあまりあるだけの試合をします。

 

ちなみに、今回の「一万人プロジェクト」には記者の皆さんも興味を示してくれました。

感謝です。 

 

2008年08月13日

08 Summer camp

8/9から8/12までの4日間、完全にフットボール漬けとなるSummer Campを実施しました。

熱波にもまれるというようなことも無く、思ったよりも天候に恵まれたCampとなりました

(選手はそんなことない、暑かった!というと思いますが)。


今年のCampで感じたのは、Campをなんとか乗り切ろうといった雰囲気が無かった

ということです。

 

もちろん、チーム全体としてこのCampを良いものにしよう、という意気込みはありました。

ただ、このCampを仕上げることは目的ではなく、ステップを上がるための手段だと

皆が認識していたように思います。

 

一回一回の練習でベストパフォーマンスを発揮できるよう、それぞれが自主的に身体を

メンテナンスし、システムやスキームの再確認をし、必要な会話をし、しっかりした準備を

してフィールドに臨むということを繰り返すことができていました。

 

練習の合間に身体を休めることに終始してしまい、Camp中の一回の練習を何分の一

というようにとらえることもありませんでした。

 

そんな準備に基づいた練習ですから、それなりの「闘気」を感じられる場面が多かった。

これはなかなか言葉で表すのは難しいですが。目に映るグラウンドの光景は同じでも、

その時の空気がはらんでいるエネルギーというか、匂いというか、そういったものが

まるで異なっていることはよくあります。

ついさっきまであった「闘気」が一瞬で四散して弛緩しきった空気になることも。

 

今回はそれぞれの準備に裏付けされた自信が多少なりともあったので、

「闘気」多く見えたかなと思います。そして改めて、準備の大切さを感じています。

 

ゲームの場面で溢れんばかりの「闘気」を発することができるよう、必死に準備していきます。

 

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▲合宿の午後練習、ストレッチ中の選手たちと(事務局掲載) 

 

2008年07月25日

鴎道場

7/20(日)にオービックシーガルズは大学生プレーヤー対象の

フットボールクリニック「鴎道場(かもめどうじょう)」を開催しました。

 

大学生向けのクリニックは実に6年ぶりということもあり、

どのくらい参加者が集まってくれるのか心配しておりましたが、
27校から、見学者を含めて305人もの参加をいただきました。
本当にありがとうございました。

 

本年、大学生向けのクリニックを復活させた一番の理由は、

「我々が成長するため」でした。


何かをつかみとろうという必死なエネルギーに負けないくらいの

エネルギーをもってしっかり応える、
ファンダメンタルをそれぞれの頭の中で整理をし確信をもって伝える、
こうして欲しいという動きをわかりやすくメリハリをつけて体現する、
いずれも教える側が、教えることを通じて得ることのできる貴重な経験です。
それを、オービックシーガルズの選手たちに体験してもらいたかったのです。

 

予想を超える参加者に来ていただいたおかげで、
教える側はコーチだけでは到底手の足りない状況になりました。
そのことで、選手たちが能動的に動かざる得なくなり、
予想以上の成果をあげることとなりました。
参加者の皆さんと真剣に向き合うことで、
選手の語っていることが選手自身に染み込んでいく瞬間が多々見られました。
我々にとって本当に良い一日であったと思います。

 

参加者の皆さんにとってはどうだったでしょうか?


何か新しいヒントを獲得した人もいたと思いますし、
普段やっていることに自信を高めた人もいたでしょう。
あるいは、何となく消化不良を感じた人もいたかも知れません。
ただ、普段にはない刺激を受けることで、
何かのきっかけにはなったのではないかと思います。


ぜひ、このきっかけを利用して、考え、試してみて、
今まで思い込んでいた当たり前をぶっ壊してもらえればうれしいです。
そして、懸命にトライして変化し成長していく面白さを、
辛いことと引き換えにしても楽しいと思えるような瞬間を、
体感してもらえればそれ以上のことはありません。

 

我々は、今後も我々自身のためにも、このような機会をつくっていきます。
そして、そんなことに巻き込まれてみようと思う仲間をどんどん増やしていきたいと思います。
今回のクリニックで図らずも巻き込まれてくれた皆さん、心より感謝いたします。

 

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▲閉会セレモニーで挨拶する大橋ヘッドコーチ(事務局掲載) 

 

2008年06月16日

Yes,we can.

オービックシーガルズは6/8の立命館大学との試合をもって春期シーズンの試合日程を終了しました。
応援本当にありがとうございました。

 

4戦を戦って2勝2敗。特に立命館戦は8-38の惨敗。
皆さんにはご期待させていたような強く、激しいフットボールをお見せすることができませんでした。
この事実をヘッドコーチとして真摯にかつ重く受け止めています。

 

もちろん、2月から取り組んできたことでフィジカルアップやファンダメンタルに対する意識向上、
新たなプレーヤーの台頭など、目に見える成果も手にしました。
しかしながら、それをフィールドで完全に生かしきるところまで詰め切れなかった力不足を感じています。

 

春の試合は終わりましたが、08シーズンはまだまだ過程の中です。
春シーズン終了という言葉はそぐいません。まだまだ全ては続いています。


チームは再度、各プレーヤーごとに必要な要素をあぶり出し、ファンダメンタルの徹底に戻ります。
まず、具体的な一歩から進み始めます。
道のりの険しさを確認したばかりではありますが、リーグ戦初戦まで3ヵ月足らず。
止まっている暇はありません。むしろ加速して変化していかなければ。

 

海の向こうで"Change"のスローガンを掲げて戦う大統領候補と同じように、
不屈の意志を持って前に進んでいきます。
そして彼と同じようにこう宣言します。


"Yes,we can."

 

 

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▲立命館大学戦で#9塚田選手に指示をする大橋ヘッドコーチ (事務局掲載) 

 

2008年05月25日

フラッグフットボール教室@桃山小学校

熱海市、桃山小学校からフラッグフットボール教室のお招きを受けました。


早朝6:00に眠い目をこすりながら大村コーチ、庄子選手、渡辺選手、古庄選手、

吉村選手、林選手、山崎選手、岡野トレーナー及び大橋計9人が東京駅に集合。

東名高速ー小田原厚木道路を利用して一路熱海に向かいます。
両コーチが運転しているにも関わらず、選手達は車内で勝手に睡眠を取り、

フラッグ教室に 備えておりました・・・。

 

桃山小学校は熱海駅のほど近く、海を一望する高台にあります。
車が小学校の敷地にかかるやいなや、教頭先生が走ってお迎えくださりました。
頭が下がります。

 

そして、久しぶりに舘先生と再会。
この先生は、以前我々が伊東で実施したフラッグ教室で出会って以来のおつきあいです。
ずっと、フラッグを授業に取り入れてくれている素晴らしい先生であり、同志でもあります。

 

グラウンドでは、5・6年生の全員が我々を「GO! GO! SEAGULLS!!」のかけ声で出迎えてくれました。
こうなると先ほどまでレム状態にあった選手達も完全覚醒。
子供達と激しく走り回っていました。

 

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▲子供たちの前で挨拶をする大橋ヘッドコーチ(事務局掲載)

 

簡単なルール説明の後、6チームに分かれてチーム練習、10分間のゲームを5ゲームやりました。
子供達と一緒に作戦を考え、一緒にプレーして、本当に楽しかったです。
何よりも皆が心よりフラッグを楽しんでくれたことが嬉しく、すごく気持ちのよい一日でした。
子供達にもらったエネルギーを無駄にすること無く、チームに還元していきます。

 

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▲プレーの説明する大橋ヘッドコーチ(右)と#35山崎選手(事務局掲載)

 

今回の機会を下さった、舘先生はじめ桃山小学校の先生方、PTAの皆様、
喜んで参加してくれた5・6年生のみんな、休み時間に遊んでくれた下級生達、
本当にありがとうございました。
また、行かせてください!

 

2008年05月06日

2008緒戦を終えて

いつも応援ありがとうございます。

 

また、5/6連休最後の日にわざわざ川崎までお越しいただいた皆さん、

本当にありがとうございました。

まさしく五月晴れと表現するにふさわしい晴天にも恵まれ、緒戦としては最高の舞台。

おかげさまで34-0で勝利を飾ることができました。

 

ただ、試合内容は素晴らしい天気とは裏腹にスカッとしない内容。

特に5つのファンブルで3つのボールロスト、被インターセプト1つと

TURN OVER BATTLE(ボールの奪い合い)は散々な結果。

ディフェンスが2つファンブルを奪ったものの、

これだけボールを相手に渡してしまったことは致命的なミスです。


そもそもフットボールは、ボールを敵陣まで持ち込むことを目的とした戦い。

当たり前ですが、ボールを持っているチームだけが得点できるのです。

ですから相手チームにボールを渡すなどというのはもってのほか。

フィールドの中で何よりも大切なのはボールです。

 

今回の戦い方を振り返ると、我々オービックシーガルズはボールへの執着が

足りないといわざるを得ません。

今回のゲームではできることを「徹底的にやる」がテーマでした。

その中で最も大切なことを強く意識できなかったこと、

それが身に染み込んでいなかったことは猛省しなければなりません。

次戦のアサヒビールシルバースター戦までにその意識を大きく変えて臨みます。

 

一方、ゲームの中で嬉しいこともいくつかありました。

松田・江川・阿南といった若手レシーバーの台頭、DBルーキーの尾野・三宅や

DLコンバートしたばかりの加藤(良)の活躍などが見られたことです。

もちろん、昨年より試合に出ている中心選手達も要所で存在感を出していました。


まだまだ甘いところが目につきますが2月のシーズンインより3ヵ月、

チームは確実に変化してきています。

根拠の無い余裕を捨てて、一番大切な本質を身に染み込ませながら、

さらにピッチを上げて変化していきます。

 

 

2008年04月04日

光陰矢の如し

月日が過ぎるのは本当に早いもので、2008オービックシーガルズが始動してから
2ヵ月が経過しようとしています。この間、チームはある意味愚直なまでにじっくりと、
体力づくりと基礎づくりに没頭してきました。一人ひとりの変化は必ずしも劇的ではなく、
徐々にという感じです。しかし、ゆっくりであるがゆえ、着実な進化を実感できています。

もちろん、時間も刻々と進んでいます。戦いは我々の仕上がりを待ってはくれません。
仕上がりの進捗に関係なくそれはやってきます。それでも、今は基礎工事をし続けるとき
だと思っています。 

 

よく言うのですが、「いざとなったら力を出せる」「やるときにはやります」というのは
意味がありません。「いつ、何時でも100%力をだせる」がすべてです。「今」やれることが
すべてだと。極端な話、基礎しかやっていない今日がライスボウルであっても、「今」の
100パーセントを出せるチームであればそれでよいのです。そう考えると、進捗の興味

関心は、瞬間的に力をだせる腹のくくりができてるかどうかということになりますね。
ということで、この2ヵ月、パワーリフティングしたり、クロカン走ったり、身体と精神の
瞬発力を鍛えてきたわけです。皆、なかなかの顔つきにはなってきました。

 

そんな中、最もチームに大きな刺激を与えてくれる出来事、新人の加入が本格化してきました。
特に3月16日に実施したトライアウトは、数多くの熱意あふれる選手と出会うことができ、
たいへん貴重な時間となりました。チーム事情により、トライアウト参加者のすべてをチームに
受け入れることはできませんでしたが、参加者すべてがトライアウトにチャレンジしたことを
誇れるようなチームにしたいと心から思いました。それくらい、誰もの温度が高かったです。

チームをヒートさせるような新しい力と接して、チームの変化スピードがどう変わっていくのか、
楽しみで仕方ありません。「今」の瞬発力は要求し続けつつ。

 

IMG_1676.JPG

▲受験者にトライアウトの説明をする大橋ヘッドコーチ(事務局掲載)

 

2008年02月23日

08オービックシーガルズ始動

いつも応援ありがとうございます。 ヘッドコーチの大橋です。今シーズンは、チーム活動の

節目節目に、チームの様子や皆の心意気をお伝えしていきます。

 

さて、2008.2.9よりチームが動き始めました。選手個人個人は、様々なタイミングでスタート を

切っていましたが、チームとして集まり、フットボールに取り組むのはここからです。

 

最初のミーティングで、私から2008チームづくり の方針やコーチスタッフ体制について話しました。

その上で、実際の練習に入っていったのですが、 約3時間の間、選手は非常に集中して

練習に取り組んでいました。

 

今シーズンの大テーマは「プロ意識」です。トップリーグでプレーする以上、フィールドに出れば

我々は日本のフットボール界を牽引していく者であり、そのことについては、誰よりも、第一人者

であるという責任と誇りを持たなければなりません。そう考えれば、プレーの一つ一つをおろそか

にはできないし、フィールド内外での行動にも留意することになるでしょう。日々直面する、

いろいろなハードルと常に「戦う」。そんなことに挑戦していくシーズンにしていきます。
 
高い意識のもとにつくり出された肉体・技術・精神が生み出すプレー。ちょっとしたヒットをとっても、

見ている誰もが声を上げたくなるようなプレーを目指して-。今、我々は、基礎づくりの徹底を

必死になってやっています。

 

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▲大橋HC(右)から今シーズンのスローガンを発表。07年の「THE ONE」

から08年の「SPIRIT」へ(事務局掲載。以下同)


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▲08シーズンの戦いが始まった。まだ肌寒いグラウンドで指揮を執る大橋HC

 

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